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670作品を網羅 「西部劇論 その誕生から終焉まで」

 「ジョン・フォードからイーストウッドまで」と銘打った『西部劇論 その誕生から終焉(しゅうえん)まで』(作品社・4968円)は、図版200点、登場人物1千人以上、670作品を網羅した書き下ろし長編評論。著者は映画評論家の吉田広明で、「序」において「とうに知っていると思っていた西部劇は、未(いま)だ見たことのないものとして新たな相貌(そうぼう)を明らかにするだろう。これは、既知のものを未知のものとして奪い返す試み」と述べている。=朝日新聞2018年12月1日掲載