問題1
1985年公開の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで、タイムマシンとして登場した車「DMC-12」を製造したメーカーはどこですか。
1. フィアット
2. トヨタ
3. デロリアン
4. マクラーレン
実は最近、齢30にしてようやく教習所に行きはじめた私。しかし、免許をとっても、タイムマシンは運転できそうにはないですね。山カンでこれでは? と回答したところ、間違っていました。
この車はステンレスボディなどが大きな話題となったものの、生産から2年足らずで生産終了となったようです。しかし、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズがいまも世界中で人気を誇っていることを考えると、その功績は確かに生き続けている、と言えるかもしれません。
問題2
次のうち、オープンカーのモデルを表現する名称ではないものはどれですか。
1. スパイダー
2. コンバーチブル
3. カブリオレ
4. アルティマ
オープンカーとは、屋根がない、もしくは屋根を開放することができるあの車のことですね。これもちょっとわかりません。ですので、またもやカンでトライしたところ、また間違っていました。とほほ。
ちなみにオープンカーを表す言葉は、「ロードスター」をはじめこれ以外にもたくさんあり、国やメーカーによって呼び方が異なります。
また、発明された最初期の自動車は、車の重量が増えて速度が制限されたため、基本的にほとんどがオープンカーであったとのこと。時代は変わるものですね。
専用SNSで新たなつながりも
「車には乗る楽しみももちろんですが、見る楽しみや知る楽しみもあります。運転に必要な知識に加え、その歴史や種類など、幅広く車の魅力を知ってもらうことを検定は目指しています」(くるまマイスター検定運営事務局の石本雄士さん)
くるまマイスター検定の魅力は、検定で得られるつながりの豊富さにもあると、石本さんは語ります。
「検定では、“カーデイズ”という車の情報に特化した新しいSNSを運営しています。現在2万人ほどの方が登録されているのですが、そこではWEB版の試験を無料で受検できたり、登録者同士でくるまに関する問題を作って解き合ったりもできます。また、日々の運転や自動車保険といったカーライフに役立つ情報の配信も行っています」
さらには、合格者向けに自動車に関係した施設の見学ツアーやトークショーなど、イベントも盛んに行っていると語ります(新型コロナウイルスの影響で現在休止中)。
検定の受検者は年々増加しており、現在までに約10万人にのぼるそうです。「今は車離れが叫ばれますが、ミニカーではなく実物大の車に触れることで、初めて得られる発見をぜひ多くの人に知ってほしいと思います」。これから本格的なカーライフを始める私自身も、まずはカーデイズから車の魅力を学んでいければと感じました。
それでは最後の問題にチャレンジ!
【問題3】
現代の乗用車において主流である、シャシーとボディーを一体化した“フレームレス構造”と呼ばれるボディ構造の名称は何ですか。
1. モノコック
2. ラダーフレーム
3. バックボーンフレーム
4. 耐震フレーム工法
【正解】問題1=3、問題2=4、問題3=1