【問題1】
アナログレコードには様々なサイズがあります。該当しないサイズのレコードはどれでしょうか?
1. 12インチ
2. 10インチ
3. 7インチ
4. 5インチ
レコードを最後に触ったのはいつだろう?1インチは「2.54センチメートル」だというくらいの知識はあるのですが、実際のサイズ感となると難しい。勘で回答したところ、不正解でした。残念。
違いの大きな点としては、まず大きめな方が音を長く収録することができることにあるようです。最も大きなサイズのものがいわゆる「LP盤」と呼ばれ、基本はこちらがアルバムに使用されます。ほかには「ドーナツ盤」などがあります。
【問題2】
1969年に2台のターンテーブルを使い、曲と曲を途切れさせずにつなげるミックスを成功させたのが始まりと言われていますが、世界でDJという文化が生まれたのはどこの国でしょうか?
1. アメリカ・ニューヨーク
2. フランス・パリ
3. 日本・東京
4. ジャマイカ・キングストン
次は歴史問題です。……知りません。なので、個人的に一番「DJっぽい」と感じた選択肢を選びました。正解していました。ほっ。
歴史というところに絡めると、日本では12月28日は「ディスクジョッキーの日」として制定されています。なぜそうなったのか。日本におけるDJ活動の第一人者であり、現在も続いているラジオ番組「オールナイトニッポン」の最初のパーソナリティでもある、糸居五郎さんの命日だからとのこと。恥ずかしながらこの番組もまだ未聴の私、これを機に聴いてみようと思います。
DJのハードルは低くなった
「DJに挑戦することは、今は決してハードルの高いことではありません」と語るのは、一般社団法人日本DJ協会の中村雄太さん。現在はDJの機材を安価で購入することができ、またスマートフォンのアプリやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスを通してのDJプレイも楽しめるようになったといいます。「プロが現場で使うようなものであれば100万円ほどかかる場合はありますが、初心者向けのものであれば、1万円から2万円で機材一式をそろえることができます」(中村さん)
こうした時代の変化に伴い、「DJに触れる人がひとりでも増えてほしい」という思いから2019年にはじまったDJ検定。そうした思いは、ひとつには受検のしやすさに反映されています。3級以降は実技試験も課されるため会場での受検となりますが、4、5級はオンラインで受検でき、その上、なんと無料です。そこでDJにまつわる音楽知識や、DJの機材の知識の基本を身に着けることができます。
「DJの魅力は、自分の選曲で場の空気をコントロールできることにあると思います。自分が選曲した音楽を通して場を盛り上げることができ、その方向性も自身の裁量で動かすことができる。もちろん、まわりに配慮することは必要ですが、一度やったらやみつきになる魅力があります」
「検定の目標は、最終的には国家資格です」と中村さんは語りました。すなわち、検定がよりポピュラーになり、就職にも役立つようなものを目指すとのことですが、それはDJ文化のより広い伝播のためでもあります。「DJの能力は、社会人としての日常にも応用できます。たとえば場を読んだり回りを見渡し判断したりする力や、先の先まで考える力は、持っていると強みにはなりますよね」(中村さん)
受検は公式LINEアカウントから申し込みが可能とのこと。このことも、より気軽にDJを知ってほしいという思いが感じられていいですね。
それでは最後の問題にチャレンジ!
【問題3】
4つ打ち(よつうち)とは、主にダンス・ミュージックにおいてバスドラムにより等間隔に打ち鳴らされるリズムのことを指しますが、何故4つ打ち(よつうち)と呼ばれるのでしょうか?
1. 1小節に4分音符が4回続くリズムだから
2. 1小節に2分音符が4回続くリズムだから
3. 1小節に8分音符が4回続くリズムだから
4. 1小節に16分音符が4回続くリズムだから
【正解】問題1=4、問題2=1、問題3=1