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絵本ナビユーザーが選んだ人気作品30冊は…?「プラチナブック」(2022年7月選定)

【この記事で紹介する絵本】

【1位】何度見つけても、やっぱり嬉しい!『きんぎょがにげた』

『きんぎょがにげた』(作:五味太郎/福音館書店)

金魚鉢にきんぎょがいっぴき。
……あ、きんぎょがにげた!
いったいどこに逃げたのでしょう。どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい!? 見つけたと思ったら、また逃げ出したよ。今度は、植木鉢? キャンディーの瓶? 盛り付けたイチゴの上? きんぎょは見つけたそばから、部屋から部屋へ、自由に逃げていきます。それはそれは上手に隠れるのです。ちゃんと見つけられるかな?
そして、最後には……!?

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【編集長のおすすめポイント】

世代を超え、小さな子どもたちから絶大な人気を誇るこの絵本。大好きな探し遊びであるのはもちろんのこと、カラフルなお部屋と愛らしい形をしたきんぎょ、そしてわかりやすい場面転換に引っ張っていってもらいながら、すっかり夢中になってしまうのです。嬉しそうに指をさす様子が目に浮かびますね。

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【2位】ページをめくれば、みんなが笑ってしまう大人気赤ちゃん絵本!『だるまさんが』

『だるまさんが』(作:かがくいひろし/ブロンズ新社)

赤くて、ぷくーっと膨らんだように丸くて、小さな手足がちょこんとついていて、なんだかびっくりしたような顔をしてこちらを見ているのは…だれでしょう?
「だ る ま さ ん が」
ページをめくれば、そのまあるい体が、かけ声と共にゆらゆら揺れ出して……
「どてっ」
あ、ころんじゃった!!
「だ る ま さ ん が」
今度は……
「ぷしゅーっ」
あれ!? なんかぺっちゃんこになってる!!

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【編集長のおすすめポイント】

0歳の赤ちゃんから大人まで、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けているこの絵本。声に出してみれば独特な「間」をつくってくれて、誰が読んだって笑っちゃうのです。ユーモラスだけれど、どこまでも優しさを感じる表情。動きの愛らしさ。だるまさんが転ぶだけじゃない、という意外性。自然とスキンシップを取りながら読んでしまうこと。読んであげる大人の方が先に笑ってしまうこと。……それらが全部、この絵本が愛される要素になっていることは言うまでもないですよね。

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【3位】「がたんごとん がたんごとん」と「のせてくださーい」のくり返し!『がたん ごとん がたん ごとん』

『がたん ごとん がたん ごとん』(作:安西水丸/福音館書店)

「がたん ごとん がたん ごとん」「のせてくださーい」。でんしゃは嬉しそうにミルクを乗せて運びます。カップやスプーン、身近なものが次々に運ばれていきます。最後は「しゅうてんでーす みんなおりてください」。でんしゃは行ってしまいますが、読み終わるとすぐ「もういっかい!」このくり返しがたまらないのです。

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【編集長のおすすめポイント】

子どもたちは、どうしてこんなにも電車が好きなのだろうと思うけれど、この「がたん ごとん がたん ごとん」の響きが気持ちいいのかもしれません。一緒に体を揺らして絵本の中の「がたん ごとん がたん ごとん」を味わっているうちに、いつしか本物の電車を見ても同じように揺らしてしまったりして。白・赤・黄・緑などきれいで鮮やかな色のくみあわせや、でんしゃのほのかな表情の変化も人気の秘密なのでしょうね。

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【4位】『おつきさまこんばんは』

『おつきさまこんばんは』(作:林明子/福音館書店)

「おつきさま こんばんは」
目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。小さな絵本のまんなかに、本当に月がのぼったようです。読んであげると、ページをめくるたびに、幼い子がいきいきと反応することにおどろきます。雲に遮られおつきさまが泣きそうな顔をすれば、子どもも心配そう。雲がいってしまえば、あーよかったとほっとします。子どもは胸をときめかせて、おつきさまをながめ、「こんばんは」をするのでしょう。

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【5位】『もこ もこもこ』

『もこ もこもこ』(作:谷川俊太郎、絵:元永定正/文研出版)

まったく不思議な絵本です。出てくる言葉は「もこ」「にょき」「ぽろり」と奇妙な擬音ばかり。色や形だって……。この絵本を開いて頭にハテナを浮かべながらも、そのまま声に出して読み続けていると、横で赤ちゃんが、子どもたちが喜んでいる。どうやら、知らぬ間にこの絵本の世界に引き込まれて夢中になっているようなのです! まだ経験されていない方は、ためしに手にとってみてくださいね。

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【6位】『じゃあじゃあびりびり』

『じゃあじゃあびりびり』(作:まついのりこ/偕成社)

赤ちゃんの「最初の本」として大人気!「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「いぬ わん わん わん わん」「みず じゃあ じゃあ じゃあ」「かみ びり びり びり びり びり びり」
真っ赤でコンパクトなサイズに、たくさんの“音”が詰まっています。赤ちゃんがかじっても放り投げても安心の厚紙絵本。ママやパパの声でくりかえし読んでもらえる喜びを味わうことのできる絵本です。

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【7位】『くっついた』

『くっついた』(作:三浦太郎/こぐま社)

きんぎょさんと きんぎょさんが……「くっついた」。あひるさんも、ぞうさんも、おさるさんだって。くちばしや、お鼻、おててを近づけて…「くっついた」! このシンプルなくり返しを見ているだけで、こんなにも幸せな気持ちになってしまうのはどうしてなのでしょう。きっと、くっつく喜びを赤ちゃんも家族もみんな知っているからでしょうね。

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【8位】『わたしのワンピース』

『わたしのワンピース』(作:にしまきかやこ/こぐま社)

「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」
お花畑をとおればまっしろなワンピースが花もようへ、雨がふってくればみずたまもようへ。それだけではありません。草の実もようになった実を小鳥が食べにきて、小鳥もようのワンピースは空を飛んだりするのです。まるで夢のような「わたしのワンピース」!最後はどんなもようのワンピースになったのでしょう。

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【9位】『いないいないばあ』

『いないいないばあ』( 作:松谷みよ子、絵:瀬川康男/童心社)

「いない いない ばあ」「にゃあにゃが ほらほら いない いない…ばあ」。次はくまさんが、ネズミさんが、キツネさんも。そして最後にはのんちゃんも。何回もめくってみてわかる、赤ちゃんが喜ぶ絵本のつくり。声に出してわかる、その響きの優しさ。安定した笑顔の繰り返しがこの絵本の一番の魅力です。

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【10位】『しろくまちゃんのほっとけーき』

『しろくまちゃんのほっとけーき』(作:わかやまけん/こぐま社)

まあるくて、大きくて、焼きたてほかほかのほっとけーき。おともだちと一緒に食べるほっとけーき。誕生から40年以上も経つこの絵本には、子どもたちがほっとけーきが大好きな理由がたくさんつまっています。ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ……焼きあがる場面では、音を聞いているだけでツバが出てきちゃいそうですよね。

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【11位~20位の作品は? 】

【11位】『ねないこだれだ』(作・絵:せなけいこ/福音館書店)

こんな時間におきてるのはだれだ? ふくろうにみみずく、どらねこ、それともどろぼう? あれあれ、まだ起きている女の子がいましたよ。もうおばけの時間なのに……。

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【12位】『ぐりとぐら』(作:中川李枝子、絵:大村百合子/福音館書店)

仲良しのぐりとぐらが、この世で一番好きなのは、お料理すること、食べること。今日も大きなかごを持って、森の奥へ出かけます。

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【13位】『こんとあき』(作:林明子/福音館書店)

あきを生まれた時から見守り、遊び相手としても大活躍のぬいぐるみのこん。ほつれた腕を直してもらおうと、電車に乗り、おばあちゃんの家に向かう二人でしたが……。

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【14位】『からすのパンやさん』(作:かこさとし/偕成社)

登場するのは変わった形のパンばかり。かにパン、うさぎパン、パンダパンにはじまり、バイオリンパン、テレビパン、じどうしゃパンまで、何と80種類以上!

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【15位】『くだもの』(作:平山和子/福音館書店)

すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描き、思わず手がのびてしまうと人気の赤ちゃん絵本。

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【16位】『どんどこ ももんちゃん』(作:とよたかずひこ/童心社)

ももんちゃんが、どんどこどんどこ走っていきます。川を渡って山を登って、どんどこどんどこ。たくましく愛らしい赤ちゃんももんちゃんが大人気。

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【17位】『おおきなかぶ ロシアの昔話』(再話:A・トルストイ、訳:内田莉莎子、画:佐藤 忠良/福音館書店)

おじいさんが植えたかぶが、とてつもなく大きなかぶに。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかぶを抜こうとしますが、まったく抜けません。おじいさんはおばあさんを呼び……。

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【18位】『ぴょーん』(作:まつおかたつひで /ポプラ社)

ページをめくるたびに、いろいろないきものが「ぴょーん」とはねます。かえるが、こねこが、ばったが、かたつむりが!? 読んでいる赤ちゃんも一緒に……!

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【19位】『ぞうくんのさんぽ』(作:なかのひろたか、レタリング:なかのまさたか/福音館書店)

散歩にでかけたぞうくんは、とちゅうで出会ったかばくんとわにくんとかめくんを背中にのせて……。子どもたちは、このゆかいなさんぽが大好きなのです。

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【20位】『どうぞのいす』(作:香山美子、絵:柿本幸造/ひさかたチャイルド)

うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰り広げられるとりかえっこ。「どうぞ」にこめられているのは、どんな気持ち?

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【21位~30位の作品は?】

【21位】『よるくま』

【22位】『おたすけこびと』

【23位】『ごぶごぶ ごぼごぼ』

【24位】『そらまめくんのベッド』

【25位】『パパ、お月さまとって!』

【26位】『ボードブック はらぺこあおむし』

【27位】『てぶくろ』

【28位】『ぐるんぱのようちえん』

【29位】『せんろはつづく』

【30位】『まどから おくりもの』

いかがでしたでしょうか。絵本ナビの作品ページには、たくさんの「読者の声」も掲載されています。まだ読んだことのない作品があれば、是非チェックしてみてくださいね!絵本ナビユーザーが選んだ人気作品30冊!(2022年7月選定)【プラチナブック】