語学教材などで知られる中堅の朝日出版社(東京)が、M&Aの手続きによる混乱で揺れている。経営陣が反対する株式譲渡契約を、創業者の遺族が締結。取締役6人全員が解任され、経営体制が不安定になっている。
朝日出版社は1962年設立。月刊『CNN ENGLISH EXPRESS』を発行し、人文書から実用書まで幅広いジャンルの書籍を手がける。
同社への取材などによると、創業者が昨年4月に死去。妻と娘が株式を受け継いだが、創業者とは長く別居状態で、会社側に不満を抱えていた。
(藤田知也)朝日新聞デジタル2024年10月22日掲載