風間サチコ著『予感の帝国　風間サチコ作品集』出版記念トーク＆サイン会　参加者募集

　現代社会や歴史の暗部にまつわる「近現代のディストピア」を、黒と白の木版画で鮮やかに表現する現代美術家・風間サチコさん。古書研究やフィールドワークなどリサーチを徹底し、ナンセンスでユーモアと批評性が同居する作風は近年海外でも注目されています。初となる作品集『予感の帝国』(朝日出版社)は、超大型の最新作《ディスリンピック2680》をはじめ、画業20年の主要作品を網羅しました。風間さん自身による作品解説文は日英バイリンガル表記。書き下ろし漫画も収録しています。

　出版を記念して、2月11日（月・祝）午後7時半から、東京都中央区銀座6丁目のGINZA SIX 6Fの銀座蔦屋書店BOOK EVENT SPACEで、風間さんと美術評論家・中尾拓哉さんによるトーク＆サイン会を開催します。「かざまランドへようこそ！～サチコのアートと○○と。」と題し、作品コンセプトから技術に至るまで、制作土台となる「○○」を探すことをテーマに、二人でトークを繰り広げます。

　参加券2000円。銀座蔦屋書店の店頭・代表電話（TEL03-3575-7755）、またはオンラインショップで購入できます。オンライン受付は2月10日午前9時まで。定員50人。イベント終了後、書籍購入者へのサイン会も。関連フェアとして、同会場で風間さんが作品制作の源をテーマに選書した書籍5冊の紹介や、絵葉書やトートバッグ、Tシャツの販売を2月末まで実施。