6月26日に発売された柴崎友香さんの最新小説『帰れない探偵』(税込み定価2035円、講談社社提供)を、好書好日メルマガ読者10名様にプレゼントします。
刊行直後より重版が続き、早くも「2025年の必読作」という呼び声も出ている本作。
『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、『春の庭』で芥川賞、『続きと始まり』で谷崎潤一郎賞を受賞した、柴崎友香さんによるまったく新しい「探偵小説」です。
探偵小説好きの読者から海外文学好き、純文学好きの読者まで幅広い方々に好評です。
あらすじ
今から十年くらいあとの話――。「世界探偵委員会連盟」に所属する「わたし」は、ある日突然、探偵事務所兼自宅の部屋に帰れなくなった。急な坂ばかりの街、雨でも傘を差さない街、夜にならない夏の街、太陽と砂の街、雨季の始まりの暑い街、そして「あの街」の空港で……「帰れない探偵」が激動する世界を駆け巡る。
推薦コメントは斎藤真理子さんです。
締め切りは2025年10月21日(火)正午。
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著者プロフィール
柴崎友香(しばさき・ともか)
1973年、大阪府生まれ。99年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が文藝別冊に掲載されデビュー。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、10年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、14年「春の庭」で芥川賞、24年『続きと始まり』で芸術選奨文部科学大臣賞、谷崎潤一郎賞を受賞。その他の小説に『パノララ』『かわうそ堀怪談見習い』『百年と一日』『遠くまで歩く』など多数。エッセイに『よう知らんけど日記』『大阪』(岸政彦との共著)などがある。