「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版」(学研プラス)
生物学三大奇書の一つに数えられる、ドゥーガル・ディクソンの「アフターマン」を子ども向けにわかりやすく再編集した一冊。スコットランドのサイエンスライターでイラストレーターでもあるディクソン氏が「進化の法則」に基づき、想像力を駆使して描いた空想図鑑です。いまからおよそ5000万年後、人類が滅亡した地球では、どんな動物たちが生活をしているのでしょうか。
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「数え方図鑑 身近なモノをなんでも数えてみたくなる!」(日本図書センター)
日本語ほど、数え方が多様な言語はないかもしれません。生き物や人、食べ物など、モノによって変わる単位に悩まされることもしばしばあるのでは? 特殊な数え方をするものは丸暗記するしかないとはいえ、実は多くの数え方には法則があるんです。本書は、そんな数え方のルールをイラストレーター・やまぐちかおりさんによる可愛らしい絵を通して学ぶことができます。
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「南米妖怪図鑑」(ロクリン社)
アルゼンチン出身のホセ・サナルディさんがまとめた日本初の南米妖怪図鑑です。「超巨大なおっぱいから怪音を放つ女妖怪」「川で女性の裸をデバガメするワニ男」などなど、二度見、三度見してしまう訳の分からなさがクセになります。ユーモアあふれるイラストは、母国でイラストレーターとして活躍する弟のセーサルさんが手掛けたそう。めくるめく南米妖怪の世界をご堪能ください。
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「学研の図鑑 キン肉マン『超人』」(学研プラス)
多くの人になじみがある「学研の図鑑」シリーズは、来年2020年に創刊50周年を迎えます。そんな節目を目前に刊行されて話題となったのがこの図鑑です。「キン肉マン」の主要キャラクターから、漫画に一コマしか登場しないような脇役キャラまで、約700体の超人をフルカラーで収録。リアルにこだわる「学研の図鑑」シリーズなだけに、本書も「現実世界に超人たちが実在したら」というコンセプトで制作されたのだそう。ファン必携の一冊です。
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「神さまに選ばれた動物図鑑」(神宮館)
キツネやウシなど神さまの使い(神使)を務める55種の動物に着目し、身近な動物たちが神さまの使いとなった理由や背景、ご利益などをかわいいイラストを交えて解説。神使にも全国的にメジャーな動物とややマイナーな動物がいるのも面白いところで、意外な動物も神の使いだったりします。初詣の計画がてら、参拝する神社の神使はどんな動物か、チェックしてみてはいかが?
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