ドイツ人代理人のリアルを凝縮
――木崎さんはサッカーライターであり、カンボジア代表の実質的監督である本田圭佑選手の元で分析のお仕事もされているという多才ぶりなのですが、『フットボールアルケミスト』の原作を手がけるきっかけを教えてください。
木崎伸也(以下、木崎):中央大学大学院理工学研究科というところで物理を勉強していたんですけど、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)が開催されるとき、サッカーライターの金子達仁さんが開いたスポーツライター塾に応募したんです。W杯が見られるとミーハーな気持ちだったんですが受かって、そのままライターの道に。スポーツ紙の通信員としてオランダに行き、キャリアがスタートしました。漫画の編集者をやってくれているのは、実は金子さんのライター塾にいた方。彼が代理人の漫画をやろうって提案してくれて、『フットボールアルケミスト』が生まれました。代理人業界によくあることを普遍化して書いてみようかなと思ったんですが、ちょっとマニアックな視点かもしれませんね。
――巨額の移籍金がからむ闇の多い仕事というイメージですが、代理人の業界に精通していらっしゃるんですか。
木崎:僕はサッカーのプレー経験がなく、代理人もやったことがありません。つまりどちらも素人です。ただ、すごく取材の機会に恵まれたんですね。仕事の拠点にしていたドイツに有名な代理人がいて、高原直泰氏、長谷部誠選手、稲本潤一選手、小野伸二選手、香川真司選手、内田篤人選手と、日本を代表する選手が移籍した際のドイツ側の代理人でした。その方と日本の代理人が一緒になって日本の優秀な若手を移籍させることが定番化していったんですが、僕はかなり取材をさせてもらっていたんです。インタビューしたり、Jリーグ視察に1日密着したり、お世話になりました。その方がいなかったら日本人のドイツ進出はここまで進まなかったでしょう。影の功労者と言えます。
でも、その方について、やっかみもあると思うのですがほかの代理人からの批判や陰口などが聞こえてきた。(漫画に登場する)ラルフ・シュバルツという代理人には、プラスもマイナスも合わせてドイツ人代理人のリアルを凝縮しています。サッカーを巡るスキャンダルな部分もエンターテインメントにするのが日本でも必要なんじゃないかなとずっと思っていました。「1人の代理人が移籍市場を独占しすぎてしまうとハレーションが起きる」といったようなことは原稿では書きづらいので、漫画にしているんです。
ちなみに、主人公の先崎恭介は特定のモデルはおらず、あえて言えば日本のいろいろな代理人のぶっ飛んだところを合体させたイメージです。今は悪名高い代理人ですが、インターンの夏目リサを通して、正義感を取り戻していく・・・・・・。あまりにもダークな世界なので、夏目が読者の視点とつなげる役割を持っています。
――一方の渡邉さんは高校サッカーの強豪・国見高校を卒業されて、京都サンガを振り出しにプロで16年間も活躍されました。昨年は社会人リーグの品川CC横浜で選手としてプレーしながら、代理人業もこなす“二足の草鞋”を履く多忙ぶりです。どのような契機があって代理人の道を選ばれたのでしょうか。
渡邉大剛(以下、渡邉):僕は2019年2月にプロサッカー選手を引退しました。本当はもっと現役を続けたかったんですが、自分の求めている以上のチームからなかなかオファーが届かなかったんです。当時は「渋々と引退した」みたいな感じで、サッカーのことも嫌いになっていて。そこからセカンドキャリアの模索がスタートしましたが、サッカーをやめて自分に何ができるのか、何がしたいのかが全然見えなかった。でも、これまでのサッカーのキャリアはある。いろいろな人に相談したなかで、「そのすべてを投げるのはもったいないよ」と言ってもらって、サッカーの仕事で興味がある、やってみたいことは何かと考え、指導者というよりは代理人の仕事をやってみたいなというのが始めたきっかけでしたね。
海外と日本の代理人の違い
――現役の代理人として『フットボールアルケミスト』を読んでみた感想はいかがですか。
渡邉:衝撃を受けたと言いますか。こうだったらいいなって思うのと、日本の代理人とは違うなって印象は受けましたね。海外のクラブでは運営やチーム戦術、選手の起用にも代理人が関わっているんだなと。
木崎:クラブのスポーツダイレクター(強化部長)の仕事と代理人の仕事は選手の発掘、紹介などでつながっています。そこで、力のある代理人だと選手起用や戦術的なところにコミットすることがある。漫画ではシステムのところまで食い込んでいますが、似たようなケースも聞きますね。
渡邉:日本だと、自分の周りではなかなか耳にする機会はないですね。もちろん、僕もしたことないので。すごく新鮮でしたし、逆にここまでの力を持てたらいいなというのは感じました(笑)。日本と海外の代理人事情が違うのも発見と言いますか、絶対そっちの方がいいなって思う。
――八百長や賄賂、愛人問題など、サッカー界のかなり裏事情まで書かれています。
木崎:漫画なので面白いところをクローズアップしようと思っています。僕がいたドイツはスキャンダラスな記事がいっぱい出てくるんです。日本とドイツの違いで一番思うのは、ドイツはサッカーのニュースが下世話。誰が問題を起こしたとか、不祥事がしょっちゅう出てくるんですね。それが逆に盛り上がっていた。
例えば高原選手が初めてドイツで家を借りたときに、記者に家の住所を教えなかったんです。そうしたら次の日にスポーツ欄の1面に、高原選手の住所のストリート名が入った標識と家の写真、間取りまで出た。メディアと選手がバチバチにやり合っているけど、だから盛り上がっているところがあるんです。日本はクリーンで、ピッチ内の話題にとどめる傾向がありますよね。海外はスキャンダラスですが、そのぶん選手のキャラが立って、人間味が伝わる。「こういう人なんだ」と逆に人気が出たりするんです。選手にとっては大迷惑な話だと思うんですが(笑)。
――渡邉さんは先崎と同じように選手から代理人になりました。経験を踏まえて大事にしていることはありますか。
渡邉:元プロサッカー選手が代理人をやっているケースはこれまで少なくて、希少な肩書きだと思っています。そのなかで何ができるのかというと、自分の経験を選手に伝えられるし、選手目線も代理人目線も分かるのが一つの強みですね。選手の状況に応じて掛ける言葉や連絡を入れるタイミングはとても意識しています。実際にプレーを見てアドバイスもできると思います。
木崎:一番気まずいのは、選手が試合に出られないときだと思うんですけど、どんな言葉を掛けているんですか?
渡邉:腐ってしまって、やらないとなると、そこからのキャリアは進んでいかない。とにかく今は、「できることをコツコツやるしかないよね」と伝えています。ただ、頑張るのではなくて、自分がどういう風にアピールしたら監督に使ってもらえるのか、監督が何を求めているのかを考えさせて、正しい努力をさせるところに意識を向けるようにしていますね。
僕はプロ16年間のうち、16人の監督の下でプレーしたんです。こういう選手はなかなかいないと思う(笑)。毎年、毎年、監督が変わるなかで、自分の存在価値を示していかないといけない。そこで行き着いたのは、監督は自分のことをどう思っているのか、自分が試合に出るために、チームが勝つためにはどうしたらいいのかなという考え。実際の経験で、なおかつほとんどの監督で使ってもらえたことがあるので、これは自信を持って伝えられる。16人の監督の下での経験談を伝えることによって、選手もただ言われているのではなくて、「説得力がある」と思ってもらえるのかな。
木崎:16人はすごいですよね(笑)。毎回ゼロから評価が始まって、力を示さないといけないのはなかなか簡単じゃない。チームの色を変えるために、前の監督の戦術を否定したり、出ていた選手をあえて外す監督もいるでしょうから。
渡邉:木崎さんがおっしゃったように、目指すサッカーが180度変わったり、つい先日までバリバリのレギュラーで出ていたのが、監督が変わって干されたりもする。選手も納得はいかないと思いますし、プレースタイルを変えるのはそんな簡単にはできない。ですが、選手としては自分の価値を示すためにはそこにトライしていかないといけない。
木崎:監督交代によって、いい選手なのに外された選手の代理人だったらどうしますか。
渡邉:代理人ができるのは、そこで頑張れという部分と、「そのチームだけがすべてではない」と移籍の可能性を示すことですね。いい選手が出られなくなることは他のチームが狙いにくるっていう可能性もある。アンテナを張って、いい話を提供することも代理人の仕事の一つなのかなと思っています。
――漫画では、代理人が自分の抱える選手が試合に出られるように圧力を掛けるシーンもあります。
木崎:日本でも圧力とまでいかなくても、多少の関係性があったら提案することもあるようです。ある監督が言っていたのは、「自分が連れてきた選手がダメだったときに、ちゃんと責任をとってその選手を他クラブへ移籍させる代理人はいい代理人」ということ。試合に出られなくて腐って、でもクラブから出ていけないっていうのは最悪のケース。渡邉さんが言うように、そういうときに代理人が道を示して、選手がフレッシュな気持ちで他にチャレンジできるのはいいですよね。
渡邉:自分で選んだ道なので、まずはそこで頑張るのが大前提ですが、サッカー選手の寿命は1、2年で終わってしまう選手もいれば十数年やれる選手もいます。それでも十数年しかできない。その時間をより良いものにしていくためには、少しでも自分にマッチした環境でチャレンジするのはすごく大事なんじゃないかな。
日本人選手の海外進出のきっかけは
――近年は20歳前後の日本人選手がヨーロッパに出ている印象です。
木崎:評価が上がっているんじゃないでしょうか。いろんな選手が海外に行ったことで、「これぐらいやれる」というポジティブなイメージがヨーロッパの人たちに定着した。ドイツ人の代理人に聞いたところ、長谷部選手がかなり大きかったみたいですね。高原選手はJリーグで得点王になったから、ある程度やるだろうという期待があった。当時の長谷部選手は日本代表にほぼ入っていない状況。所属していた浦和(レッズ)がJリーグで優勝したり、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)で優勝したとはいえ、日本代表の中心ではなかった。「そういう選手がヨーロッパでやれるのか?」というなかでヴォルフスブルクに移籍し、ブンデスリーガでの優勝に貢献したので「日本のサッカーのレベルは高いんだね」と。ドイツ人代理人によれば、それがターニングポイントになったそうです。
――『フットボールアルケミスト』では、代理人がついていない沼田啓太選手がドイツ2部のチームに見初められて海外に出ていきます。実際にこういったケースはあるのでしょうか。
木崎:(ドイツ人代理人の)シュバルツのモデルとなった方は定期的にJリーグを見に来ていました。いい選手がいると日本側の代理人らと接触して、ドイツ移籍を提案するスタイルだったんです。香川選手の場合、セレッソ大阪在籍時にはまだ代理人がいなくて、その方が代理人になってドルトムントに連れて行きました。J2を見に行って、目をつけたそう。渡邉さんのようにその方も元選手。元選手だとクラブが選手を見極める目を信じられる。推薦の信頼感がある。香川選手はJ1に半年間はいましたが、ほぼJ2からドルトムントに行ったのはすごいですよね。
渡邉:J2を見に来ていたのが、まずすごいですね!
木崎:結構、見に来てますよ。若い選手を探しに。若い選手がJ2でやれていれば、あまりJ1、J2関係ないって感じでしたね。
――ヨーロッパで通用する選手に共通点はありますか。
木崎:僕が接して思うのは、真面目な選手が多かった。もちろん、記者と会うときは普段以上に真面目に振る舞う部分があるかもしれないですけど。ストイックさがステージが上がるごとにどんどんブラッシュアップされた感じで、稲本選手は酸素カプセルのような装備を日本からわざわざ持ってきて、体のケアをしていました。また、真面目の代表と言ったら長谷部選手(笑)。突き抜けた真面目さがあると、長谷部選手みたいに長く活躍できるのかな。コミュニケーションという意味では本田選手はオランダ人、香川選手ならドイツ人と現地の方と同じ振る舞いができていた。渡邉さんが卒業された国見高校OBでは大久保嘉人選手、平山相太さんがヨーロッパに行かれましたね。
渡邉:2人はサッカーに対する熱やストイックさはすごくありました。高校3年間で培ったメンタルの強さや根性はものすごいものがあります。それに加えて能力も備わっていたので、ヨーロッパでも成功を収められたんじゃないですかね。記事でよく読ませてもらったのは、日本人特有の勤勉さや、オーガナイズを守ることなどがすごく評価されると。日本人の性格的な部分もヨーロッパでの活躍において大きいのかなとも思っているのですが。
木崎:そう思います。ちゃんと守備をする、言われたことを言われた通りにできるのは良さになる。日本だと「自分で考えてできない」という悪いイメージも持たれますが、言われたことを言われた通りにやるのは強みになる。特にドイツはルールを守らない事に関してうるさいし、ルールを守る美学がある国。いい意味で合いますね。
代理人の報酬を払うのは選手? クラブ?
――お金の話になりますが、代理人の仲介報酬は日本とヨーロッパで違うのでしょうか。
木崎:料金体系が違うんです。通常、日本では選手が代理人に仲介料を払いますが、ドイツではクラブが代理人に払います。例えば移籍金が5000万円なら、相場の10%をクラブが代理人へ払う。つまりクラブ側のコストとして、移籍金5000万円プラス、代理人報酬500万円が必要になるんですね。代理人がうまく立ち回って100億円の半分の50億円を取っていたケースがバレたこともありました。それに対して日本の場合、選手が代理人に年俸の数%を毎年払うのが一般的です。
渡邉:日本は一番高くて10%くらいですが、これは法外な金額。5%くらいが相場で今は3%が推奨されています。
木崎:選手時代は代理人報酬について正当と考えていましたか? それとも払い過ぎかなと?
渡邉:両方の立場が分かるので選手時代は高いなと思っていましたが(笑)、その分も自分が頑張って結果を残して、代理人の方が交渉してくれて、年俸を上げてくれるならば払ってもいいなと。今はパーセンテージが高い方がいいですが、選手のことを考えるとキツいよなって思います。代理人報酬はクラブから受け取るシステムになってほしいですね。
――日本で巨額のお金が動かないのはなぜなのでしょうか。
木崎:最初、Jリーグのローカルルールがありました。契約満了になった選手にも年齢に応じた移籍係数が決められており、所属元のクラブに移籍金を支払わないといけなかった。それが廃止されることになって、各チームとも何年契約にするかというのが戦略上重要になったんですが、まだ長期的なチームプランニングのノウハウが蓄積されていない。だから移籍金にわざわざ投資しようという考えになりづらいんだと思います。
渡邉:僕が思うのは、マーケットの規模自体がJリーグとヨーロッパは全然違うと感じています。クラブの予算も放映権もそうですけど、規模が全然違いますし、あとは選手のレベルも正直、全然違うと思う。ヨーロッパの超一流選手は年俸が何十億円、移籍金が何百億円、下手したら千億円近くいくんじゃないかとの噂があったときもある。日本人選手の場合だと、そこまでの価値がまだ生み出せていない。それが違いなのかなとは思いますね。
木崎:今後はファンの反発を恐れず、ライバルクラブからどんどん引き抜くような移籍文化が醸成されると、さらにJリーグが発展すると思います。たとえば数億円の移籍金で大宮の良い選手を浦和が強奪したりすると、新たなドラマになっていく。監督を含めて奪い合い、クラブ同士がもっとバチバチやり合って、社長同士が舌戦を繰り広げてもいいのかな。移籍金の額についても、情報を部分的にうまくリークして、話題作りに利用するクラブが出てくると面白いと思います。
――お二人は代理人という仕事をどう考えていらっしゃいますか。
木崎:選手のアドバイザーであり、ネゴシエーターであり、汚れ役を引き受ける立場でもある。これからの代理人に必要なのはサッカーを見る目、交渉力、汚れ役になれること。悪者代理人はサポーターに陰口を叩かれやすくて、金の亡者という印象があると思いますが、ヨーロッパのトップの代理人はそのイメージを覆そうとしていない。「悪役」と思われることで、選手が守られる部分があるからです。たとえば移籍で選手が本音を言えないときに、わざと代理人が泥を被る。代理人が悪者になることで選手が成功できるという部分は、日本でもクローズアップされていいんじゃないかなと思います。
渡邉:契約交渉の場や移籍で力を発揮するのが一番の仕事ですね。そのなかで、代理人としての付加価値をどんどんつけていかないといけないなと思っています。例えばトレーニングの方法はこういうのがあるよ、こういう食事の摂り方があるよとかを提案していきたい。今はSNSなどでいろいろな情報をキャッチできるので、選手自身が情報を精査することも必要ですが、代理人が選手に提供して、夢の実現をサポートするところもすごく大切なんじゃないかと思います。
もう一つは、アスリートのセカンドキャリア問題があるので、現役が終わって引退したあとも、長い目で選手との関係性を築いて、人生に寄り添っていくとこともできれば、代理人の価値がもっともっと高まるんじゃないか。そのためには自分もたくさん学んで、成長していかないといけないと思っています。セカンドキャリアについては、自分がロールモデルになって、サッカー界以外のところでもしっかりと生きていけるよ、と示していければと思います。現役の選手に「こういう生き方があるんだ」とか、「引退しても自分で選択肢を広げていける」って思ってもらうためにも自分がしっかりとキャリアを積んでいきたいです。
――渡邉さんは3兄弟の長男で、J1の横浜FCでプレーする次男の千真選手、J3のY.S.C.C.横浜に所属して2016年に引退した三男の三城さんと3人ともJリーガーでした。現役の千真選手の代理人になろうとは思いませんか(笑)。
渡邉:千真には伝えましたが、「兄貴にやってもらうのは不安だから」と一蹴されましたね(笑)。千真にもすごくいいエージェントの方がついています。柏(レイソル)の強化部長をされていた方で、すごく力を持った方なので間違いないと思います。
――作品のこの先の展開としては、引き続き人間味のあるドロドロしたところ書かれるのでしょうか。
木崎:ある代理人事務所の選手たちが、ある一つのクラブと契約しすぎて年俸が上がりすぎている問題を取り上げようと思っています。クラブのスカウトがあまりいないために事務所に頼り切り、主力の大半がその事務所の選手になったために給料相場が上がっている。選手の年俸に資金を多くかけているのに、チームが弱い。詳しい人が見ると実力以上に払っていると分かる。1社が独占すると、代理人業界だけではなく、ほかの業界もひずみや弊害が生まれますよね。この問題の解決を先崎にやらせようかと。日本代表監督のパワハラ問題もやってみたい。代理人が日本代表監督に抗議してもいいんじゃないかなと思っていて。代理人が日本代表監督を辞めさせる話も面白いと思います(笑)。
渡邉:作品の終わり方のイメージはでき上がっているんですか?
木崎:1巻に少し出てきた八百長問題を取り上げようと考えています。サッカー界の闇の一つに八百長がある。東南アジアにいくと、よりそういう世界があると知って、これはJリーグも他人事じゃないなと思って。今のJリーグにはないと思いますが、将来はマフィアらがアプローチしてくる可能性もあるので・・・・・・。
渡邉:今日はすごく教えてもらい、学びがたくさんありました。ありがとうございました。続きを楽しみにしています!
木崎:こちらこそ、ありがとうございました!
>好書好日のきょうだいサイト「4years.」でも、渡邉さんのインタビューをチェック! 「16年間のプロ生活、34歳で知らされたキャリアの現実 元Jリーガー・渡邉大剛さん」