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住井すゑ文学館から地域文化事業と文学研究の関係性考える 3月18日に東海大でシンポジウム

住井すゑさん=1993年、茨城県牛久市城中

 『橋のない川』などで知られる作家・住井すゑ(1902~97)が残した資料をどのように評価し、伝えていくかを話し合うシンポジウム「牛久沼のほとりへ橋を架ける~住井すゑ文学館開館事業を記念して」が3月18日、東海大学湘南キャンパス(神奈川県平塚市)11号館2階で開かれる。午後1時半から。

 住井は夫であり作家の犬田卯と1935年から茨城県牛久市城中町で暮らし、2021年に旧邸宅を改修した牛久市住井すゑ文学館が作られた。シンポジウムでは旧邸宅に残された資料の調査研究を続けてきた東海大文学部日本文学科の安達原達晴さんらによる発表とともに、牛久市で文学館開館の準備を進めた教育委員会文化芸術課の木本挙周さんらがこれまでの取り組みを紹介する。伊藤一郎・東海大学名誉教授らも参加し、地域の文化事業と文学研究が交差する豊かな関係性を探る。

 予約不要。入場無料。