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日本近現代の哲学の脈流

 藤田正勝・京都大名誉教授の『日本哲学史』(昭和堂・4104円)は日本近現代の哲学の脈流をたどる。受容→形成→展開と流れを踏まえ、各哲学を取り上げた。哲学の捉え方、哲学史の叙述法、先行の諸哲学にも触れる。大正・昭和の形成期に西田幾多郎、田辺元が登場。高橋里美による最初の西田批判を、西田が「自らの思想を発展させる原動力としていった」など新鮮な記述が目立つ。=朝日新聞2018年11月3日掲載