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名著や聖典はどのように広がったか シリーズ「世界を読み解く一冊の本」

 古今東西の名著や宗教の聖典について、作品の価値の解説だけでなく、本として生まれ、読者を得て広がっていったプロセスもたどるシリーズ『世界を読み解く一冊の本』の刊行が始まった。慶応義塾大学出版会刊。第1期は全10巻。既刊は、安田敏朗著『大槻文彦「言海」 辞書と日本の近代』(2160円)、大川玲子著『クルアーン 神の言葉を誰が聞くのか』(2376円)。このあと、武田雅哉著『西遊記』、川端康雄著『オーウェル「一九八四年」』などが出る予定。=朝日新聞2018年11月24日掲載