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憎しみの時代、刻まれた勇気と知性 戦争などテーマの翻訳書フェア

 世界大戦下の強制収容所などで圧力に抵抗した人々や、歴史に刻まれた勇気と知性を描く翻訳書を紹介するフェアが各地の書店で開催中だ。題して「いま翻訳者たちが薦める一冊 憎しみの時代を超える言葉の力」。翻訳家・野口百合子さんが企画し、出版7社が協力。
 推薦書は『隠れナチを探し出せ』(ナゴルスキ著/島村浩子訳)、『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』(ボーンスタインほか/森内薫)、『アウシュヴィッツの図書係』(イトゥルベ/小原京子)、『パールとスターシャ』(コナー/野口百合子)、『アメリカの汚名』(リーヴス/園部哲)、『あのころ、天皇は神だった』(オオツカ/小竹由美子)、『片手の郵便配達人』(パウゼヴァング/高田ゆみ子)など。詳細は東京創元社公式サイト(https://bit.ly/2NosyVI)。=朝日新聞2019年6月29日掲載