20年近くにわたり、1200人以上の恋愛の悩みに耳を傾けてきた3人組の恋バナ収集ユニット・桃山商事さん。今年6月、「細かすぎる恋愛の話」をまとめた『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(文庫ぎんが堂)を出版しました。この本にはいわゆる恋愛の王道エピソードは出てきません。
- ハイボールを飲むときに舌を氷と氷の間に入れてまさぐる人がイヤ(「恋愛と食事」の章より)」
- ラブホのお金をいつも男が払うのは納得いかない(「恋愛とお金」の章より)
- 通りすがりの知らない犬に名前をつけて遊ぶ(「恋愛と遊び」の章より)
などなど、かなり個人的な「恋バナ」の断片です。ふつうであれば誰に語られることもなく、消えていくものです。しかし! どんなに些細に思えるエピソードでも、恋愛の当事者には一大事。傷ついたり浮かれたりやらかしたりした、切実で生々しくて貴重な体験の数々なのだから。だからこそ、恋バナを集めると、誰かの体験と誰かの体験が共鳴し、思わぬ人間の本質が見える瞬間がある――と桃山商事の代表・清田隆之さんは言います。
ならば、そのおもしろさを体験しようと、朝日新聞社の本の情報サイト「好書好日」とミレニアル女性の生き方に寄り添うサイト「telling,」が共同で、桃山商事さんのトークイベントを企画しました! あなたも自身の恋バナを参加者と共有してみませんか? トークのテーマはずばり「フラート」。耳慣れない言葉ですが、桃山商事の係長・ワッコさんいわく「ザワ」。恋人ではない人となぜか手をつないでしまったり、キスしてみたりした瞬間の心のザワつきを楽しむ感覚のことです。『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』の中でも「フラート入門」の章があり、以下のようなエピソードが紹介されています。
- 会社の受付女性と飲み会を企画したら、お店に向かう途中で信号待ちしている時にその女性からいきなり腕をつかまれて、そのままお店に向かった
- 浪人時代、友人から「お茶飲む?」と言われて飲みかけのペットボトルを渡された(桃山商事・清田代表のエピソード)
- 20年ぶりに開かれた同窓会で「当時好きだった人」と再会し、駅まで送る流れで手をつなぎ、別れ際にキスした(桃山商事・森田雄飛専務のエピソード)
「私にもこんなフラートエピソードがある!」という方、ぜひご参加ください。「こんな体験があるけど、これってフラートなのかな?」というものでもOKです。事前に桃山商事さんの著書『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』をお読みになると、より楽しめます。
開催概要
■日時:2019年10月25日(金)、午後7時半~9時半(開場は午後7時)
■場所:朝日新聞社メディアラボ 渋谷分室(東京都渋谷区神宮前6-19-21 BCG 神宮前PROPERTY 4F)
■定員:20人(先着) ※応募は女性のみ
■料金:1500円 ※軽食とビールなどをご用意しています
参加希望者は応募フォームからご応募ください(定員に達し次第終了)。フラートエピソードの記入もお忘れなく。桃山商事さんと楽しい恋バナで盛り上がりましょう!