「鳥居大図鑑」(グラフィック社)
初詣は神社派という人は、まずはその入り口に注目を。本書は、ハワイの出雲大社を含め、日本各地の神社から57の神社の鳥居を写真とイラストで紹介しています。大きく分けて、「神明系鳥居」と「明神系鳥居」の2つの体系・系統があるという神社の鳥居。ふだんあまり注目する機会のない鳥居をじっくり観察してみては?
「神さまに選ばれた動物図鑑」(神宮館)
神社でよく見かける、キツネやウシ、シカ、サルなどの動物を象った像。本書は、こうした神さまの使い(神使)を務める55種の動物たちを取り上げ、身近な動物たちが神使となった理由や背景、ご利益などをかわいいイラストを交えて解説しています。中には、ムカデやカイコなど意外な動物の姿もあるので驚きです。
「お寺のどうぶつ図鑑」(二見書房)
初詣はお寺派という方はこちらをどうぞ。イヌ、ネコ、ウサギ、ゾウなど、お寺に祀られている60種類の動物を「陸の生き物」「水辺の生き物」「空の生き物」「霊的な生き物」に分類し、そのご利益はもちろん、仏教との関係や各地の寺院とのゆかりを解説しています。来年の干支、トラを探して初詣というのも乙なものです。