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絵本ナビユーザーが選んだ人気作品30冊は…?「プラチナブック」(2022年1月選定)

【この記事で紹介する絵本】

【1位】何度読んでも、ページをめくるとすぐに…ここ! 『きんぎょがにげた』

『きんぎょがにげた』(作:五味太郎/福音館書店)

金魚鉢にきんぎょがいっぴき。

あ、きんぎょがにげた!

いったいどこに逃げたのでしょう。どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい!? 見つけたと思ったら、また逃げ出したよ。今度は、植木鉢? キャンディーの瓶? 盛り付けたイチゴの上? きんぎょは見つけたそばから、部屋から部屋へ、自由に逃げていきます。それはそれは上手に隠れるのです。ちゃんと見つけられるかな?

そして、最後には…!?

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【編集長のおすすめポイント】

世代を超え、小さな子どもたちから絶大な人気を誇るこの絵本。大好きな探し遊びであるのはもちろんのこと、カラフルなお部屋と愛らしい形をしたきんぎょ、そしてわかりやすい場面転換に引っ張っていってもらいながら、すっかり夢中になってしまうのです。嬉しそうに指をさす様子が目に浮かびますね。

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【2位】一緒にからだを揺らし、全身で味わう絵本『がたん ごとん がたん ごとん』

『がたん ごとん がたん ごとん』(作:安西水丸/福音館書店)

「がたん ごとん がたん ごとん」「のせてくださーい」。でんしゃは嬉しそうにミルクを乗せて運びます。カップやスプーン、身近なものが次々に運ばれていきます。最後は「しゅうてんでーす みんなおりてください」。でんしゃは行ってしまいますが、読み終わるとすぐ「もういっかい!」このくり返しがたまらないのです。

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【編集長のおすすめポイント】

子どもたちは、どうしてこんなにも電車が好きなのだろうと思うけれど、この「がたん ごとん がたん ごとん」の響きが気持ちいいのかもしれません。一緒に体を揺らして絵本の中の「がたん ごとん がたん ごとん」を味わっているうちに、いつしか本物の電車を見ても同じように揺らしてしまったりして。白・赤・黄・緑などきれいで鮮やかな色のくみあわせや、でんしゃのほのかな表情の変化も人気の秘密なのでしょうね。

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【3位】子どもたちはほっとけーきが大好き。その理由は…?『しろくまちゃんのほっとけーき』

『しろくまちゃんのほっとけーき』(作:わかやまけん/こぐま社)

「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ」。この音を聞くだけで、あのまあるくて、大きくて、ふわっふわの「ほっとけーき」が頭に浮かびます。なんておいしそうな場面なのでしょう。

「子どもがはじめて出会う絵本」「子どもがはじめて出会うおともだち」、そんな絵本をつくりたいと大人たちが真剣に考えながらつくった「こぐまちゃん」シリーズ。その願いの通り、今もずっとこぐまちゃんは子どもたちのおともだちです。

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【編集長のおすすめポイント】

この絵本のもう一つのポイントは、子どもがマネしたくなること。しろくまちゃんが卵を落としちゃっても、粉まみれになっても大丈夫、ほっとけーきはちゃんと完成します。そして「自分でつくったの」と、得意げな顔でこぐまちゃんと食べている様子を見ているうちに「ぼくも!」「わたしも!」となるわけですね。

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【4位】『おつきさまこんばんは』

『おつきさまこんばんは』(作:林明子/福音館書店)

「おつきさま こんばんは」
目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。小さな絵本のまんなかに、本当に月がのぼったようです。読んであげると、ページをめくるたびに、幼い子がいきいきと反応することにおどろきます。雲に遮られおつきさまが泣きそうな顔をすれば、子どもも心配そう。雲がいってしまえば、あーよかったとほっとします。子どもは胸をときめかせて、おつきさまをながめ、「こんばんは」をするのでしょう。

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【5位】『だるまさんが』

『だるまさんが』(作:かがくいひろし/ブロンズ新社)

「だ・る・ま・さ・ん・が」「どてっ」。ページをめくれば、そのまあるい体が……ころんじゃった!! 今度は「ぷしゅーっ」。あれ、ぺっちゃんこになった!? 0歳の赤ちゃんから大人まで笑ってしまうと、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けているこの絵本。見ているだけでも楽しいけれど、呼びかけるような言葉のリズムが独特な「間」を生み、誰が読んだって笑っちゃうのです。

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【6位】『もこ もこもこ』

『もこ もこもこ』(作:谷川俊太郎、絵:元永定正/文研出版)

まったく不思議な絵本です。出てくる言葉は「もこ」「にょき」「ぽろり」と奇妙な擬音ばかり。色や形だって……。この絵本を開いて頭にハテナを浮かべながらも、そのまま声に出して読み続けていると、横で赤ちゃんが、子どもたちが喜んでいる。どうやら、知らぬ間にこの絵本の世界に引き込まれて夢中になっているようなのです! まだ経験されていない方は、ためしに手にとってみてくださいね。

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【7位】『いないいないばあ』

『いないいないばあ』( 作:松谷みよ子、絵:瀬川康男/童心社)

「いない いない ばあ」「にゃあにゃが ほらほら いない いない…ばあ」。次はくまさんが、ネズミさんが、キツネさんも。そして最後にはのんちゃんも。何回もめくってみてわかる、赤ちゃんが喜ぶ絵本のつくり。声に出してわかる、その響きの優しさ。その安定した笑顔の繰り返しがこの絵本の一番の魅力です。

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【8位】『くっついた』

『くっついた』(作:三浦太郎/こぐま社)

きんぎょさんと きんぎょさんが……「くっついた」。あひるさんも、ぞうさんも、おさるさんだって。くちばしや、お鼻、おててを近づけて…「くっついた」! このシンプルなくり返しを見ているだけで、こんなにも幸せな気持ちになってしまうのはどうしてなのでしょう。きっと、くっつく喜びを赤ちゃんも家族もみんな知っているからでしょうね。

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【9位】『こんとあき』

『こんとあき』(作:林明子/福音館書店)

あきを生まれた時から見守り、遊び相手としても大活躍のぬいぐるみのこん。ほつれた腕を直してもらおうと、電車に乗り、おばあちゃんの家に向かう二人でしたが……。ハラハラしながらも、絵本全体を通して感じるのは、家族の大きな愛情と、作者の優しい眼差しです。

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【10位】『わたしのワンピース』

『わたしのワンピース』(作:にしまきかやこ/こぐま社)

「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」
お花畑をとおればまっしろなワンピースが花もようへ、雨がふってくればみずたまもようへ。それだけではありません。草の実もようになった実を小鳥が食べにきて、小鳥もようのワンピースは空を飛んだりするんです! まるで夢のような「わたしのワンピース」!最後はどんなもようのワンピースになったのでしょう。

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【11位~20位の作品は? 】

【11位】『からすのパンやさん』

登場するのは変わった形のパンばかり。かにパン、うさぎパン、パンダパンにはじまり、バイオリンパン、テレビパン、じどうしゃパンまで、何と80種類以上!

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【12位】『くだもの』

すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描き、思わず手がのびてしまうと人気の赤ちゃん絵本。

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【13位】『ねないこだれだ』

こんな時間におきてるのはだれだ? ふくろうにみみずく、どらねこ、それともどろぼう? あれあれ、まだ起きている女の子がいましたよ。もうおばけの時間なのに……。

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【14位】『ボードブック はらぺこあおむし』

エリック・カールの代表作品のボードブック版。ページにあいた穴は、赤ちゃんの小さな手にもぴったり。絵本に親しむきっかけにもなっています。

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【15位】『ぐりとぐら』

仲良しのぐりとぐらが、この世で一番好きなのは、お料理すること、食べること。今日も大きなかごを持って、森の奥へ出かけます。

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【16位】『はらぺこあおむし』

ちっぽけなあおむしが、月曜日から毎日たくさんの食べ物を食べ続け、ふとっちょになり、やがて……! 世界中で愛される、エリック・カールの代表作。

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【17位】『じゃあじゃあびりびり』

「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「いぬ わん わん わん わん」真っ赤でコンパクトなサイズに、たくさんの“音”が詰まっています。

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【18位】『おおきなかぶ』

おじいさんが植えたかぶが、とてつもなく大きなかぶに。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼び……。

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【19位】『パパ、お月さまとって!』

「パパ、お月さま とって!」愛する娘からこんなお願いをされたパパ。一体どうするのでしょう。子どもはワクワク、大人はちょっぴりドキドキしながらページをめくると……?

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【20位】『おたすけこびと』

登場するのはたくさんの小人達と「はたらく車」オールスターズ! ショベルカー、クレーン車、ブルドーザーにミキサー車……。いったい何が始まるの?

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【21位~30位の作品は?】

【21位】『ぴょーん』

【22位】『どんどこ ももんちゃん』

【23位】『おやすみなさい おつきさま』

【24位】『せんろはつづく』

【25位】『どうぞのいす』

【26位】『ごぶごぶ ごぼごぼ』

【27位】『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』

【28位】『ぐるんぱのようちえん』

【29位】『ぞうくんのさんぽ』

【30位】『なにをたべてきたの?』

いかがでしたでしょうか。絵本ナビの作品ページには、たくさんの「読者の声」も掲載されています。まだ読んだことのない作品があれば、是非チェックしてみてくださいね!絵本ナビユーザーが選んだ人気作品30冊!(2022年1月選定)【プラチナブック】