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25年にわたる調査の記録「雲仙普賢岳 被災民家跡を発掘する」

 長崎県の雲仙普賢岳が噴火し、火砕流で多くの犠牲者が出たのは1991年のこと。『雲仙普賢岳 被災民家跡を発掘する』(大浦一志著、武蔵野美術大学出版局・3850円)は、現地に通い続けた美術家の25年にわたるフィールドワークの記録。「自然の驚異と人間生活が出会った場」を見つめ、思索を重ねてきた。写真多数。=朝日新聞2022年2月12日掲載