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伊坂幸太郎さん「マリアビートル」、英ダガー賞翻訳部門の最終候補に

 英国推理作家協会(CWA)が優れた推理小説に贈る同協会賞(ダガー賞)翻訳部門の最終候補5作品が発表され、伊坂幸太郎さんの小説『マリアビートル』の英訳『BULLET TRAIN』(サム・マリッサ訳)が選ばれた。受賞作は29日に発表される。

 同作は、東北新幹線の車内で殺し屋たちが巻き起こす騒動を描いた物語。日本では2010年に刊行され、今年はブラッド・ピットさん主演の映画の公開が予定されている。

 ダガー賞翻訳部門の候補には、16年に横山秀夫さん『64(ロクヨン)』、19年に東野圭吾さん『新参者』が選ばれたが、受賞は逃している。=朝日新聞2022年6月8日掲載