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漫画家のかざま鋭二さん死去 ゴルフ漫画「風の大地」30年以上連載

「風の大地」 (C)坂田信弘・かざま鋭二/小学館

 ゴルフ漫画「風の大地」の漫画家、かざま鋭二(かざま・えいじ、本名近藤秀樹〈こんどう・ひでき〉)さんが2日、膵臓(すいぞう)がんで死去した。75歳だった。葬儀は親族で営んだ。

 1966年、貸本漫画でデビュー。90年からビッグコミックオリジナル(小学館)で連載を始めた「風の大地」(坂田信弘さん原作)はゴルファー沖田圭介の成長を描く物語で、30年以上続く人気作となった。94年、同作で小学館漫画賞青年一般部門を受賞。そのほかの代表作に「青春山脈」(梶原一騎さん原作)、「Dr.タイフーン」(高橋三千綱さん原作)など。

 小学館によると、闘病のため、ビッグコミックオリジナルの5月20日発売号を最後に「風の大地」の連載は中断され、最近は「リバイバル」として過去作の掲載を続けていた。作品の今後については、「協議中」としている。

朝日新聞デジタル2022年10月04日掲載

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