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「切り身の図鑑2 肉」 そのお肉、どこのお肉か知っていますか?

 8月29日は「焼肉の日」。スーパーや焼肉屋さんで見る肉の切り身が、もとはどんな形をしていたのか、知っていますか?

 「切り身の図鑑2 肉」は、タイトルどおり、肉の切り身を紹介する図鑑。鶏、豚、牛を中心に、各部位の解説や日本全国のブランド肉の紹介、食用肉がどのようにして私たちの食卓に届くのか、飼育・流通の工程にも触れています。さらに、日本での肉の生産量や消費量、私たちが安全な肉を食べるための取り組みについても学べます。
 本書は食べ物に関心を持ってもらい、食べ物の大切さを知ってもらいたいという思いで作られたとのこと。まさに食育に役立つ一冊です。

全国各地のブランド牛がずらり
全国各地のブランド牛がずらり

 個人的なツボは、所々に散りばめられた「おにくコラム」。鶏肉が地方によっては「かしわ」と呼ばれる理由や豚が世界各国で縁起物とされていることなど、大人も思わず「へぇ~」と思ってしまうトリビアは読んでいて面白いです。

 ちなみに、魚派だという方には、同シリーズ「切り身の図鑑1 魚」がおすすめ。

 おいしさだけでなく、命をいただくというありがたさを噛み締めながら、毎度の食事をいただきたいものです。