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「冒頭を読む 世界の名著101」 古典の書き出し、淡々と紹介

 『冒頭を読む 世界の名著101』(熊木信太郎編訳、論創社・1620円)は、歴史的著作物の書き出しを淡々と紹介する本。紀元前の『ハンムラビ法典』から、ホッブス『リヴァイアサン』、カント『純粋理性批判』、ダーウィン『種の起源』などを経て、20世紀のケインズ『雇用・利子および貨幣に関する一般理論』まで、人文・自然科学にまたがる。=朝日新聞2018年9月1日掲載