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目で見た後は舌で楽しんで 「わくわくほっこり和菓子図鑑」

 もうすぐ秋のお彼岸。おはぎを食べたくなる季節です。

 突然ですが、「おはぎ」と「ぼた餅」の違いって知っていますか? 見た目も味もまったく同じもののように見えますが、秋のお彼岸では萩に見立てて「おはぎ」、春のお彼岸では牡丹にちなんで「ぼた餅」と、季節によって呼び名が変わってくるんだとか。

 そんな和菓子にまつわる素朴な疑問にも答えてくれるのが「わくわくほっこり和菓子の図鑑」です。本書は、和菓子そのものはもちろんのこと、懐紙や黒文字など和菓子に関連する用語も含め、和菓子まわりのあれこれを豊富な写真とともに50音順で紹介。

 月見のときにお供えされる月見団子も、関東と関西では形が違うそう。関東では白くて丸い団子、関西では里芋のような形の団子にあんこをかぶせたものと、地域によって形や材料が変わってくるのも和菓子の面白いところです。

 こうした和菓子の豆知識のほか、簡単なレシピも収録。さらに、神楽坂や鎌倉、京都といった和菓子屋が集まるエリアのお散歩マップもついています。

 そぞろ歩きにいい季節、本書を片手に和菓子巡りに出かけてみてはいかがでしょうか。