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没後50年 フジタ、旅の足跡

 『旅する画家 藤田嗣治』(林洋子監修、新潮社とんぼの本・2268円)が出た。藤田は没後50年で、監修者は美術史家。1910年代からパリ、中南米、日本、極東アジア、ニューヨークへと続く足跡を追い、「旅」をキーワードに、その体験が幅広い画風にどう影響し、結実したかを探った。油彩や水彩など約80点の作品を掲載。=朝日新聞2018年10月27日掲載