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「ケの美 あたりまえの日常に、宿るもの」 14人のクリエーターの身近なモノ

 『ケの美 あたりまえの日常に、宿るもの』(新潮社・2376円)は、作家や建築家ら14人のクリエーターが「ハレ」に対する「ケ」の美について、身近なモノをあげながら写真とエッセーでつづったものを、グラフィックデザイナーの佐藤卓がまとめた本。14通りのハレとケ論が語られ、ケの美の象徴としてあげられたエチケット袋に書いた原稿、中学生の時に買ったクマのポーチなどこだわりとぬくもりある品々が並ぶ。=朝日新聞2018年11月10日掲載