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ミロコマチコさんオススメの3冊 読書はどんな世界へも行ける「最高の遊び」

ミロコマチコさん

ミロコマチコさんからのメッセージ

 南の島に拠点を移して8年目を迎えましたが、もっぱら北国の本ばかり読んでいます。本には異世界へ連れて行ってくれる力があります。読書は手のひらの中でどんな世界へも行ける最高の遊びじゃないでしょうか。

ミロコマチコさんお薦めの本

ともぐい

河崎秋子 新潮社 1925円

 自分の野性を意識することは少ないけれど、どこかに眠っているかもしれない本能を意識させてくれる。人間も獣と同じ生き物。生きるとはなんなのだろう、と思う。すぐそばで息遣いが聞こえてくるほどの、生を感じる。

生きることのはじまり

金滿里 人々舎 1980円

 誰しも生まれてきたら、生き生きと生きて良いはず。しかし、実際は狭い価値観の中で幸福度を決めつけてはいないだろうか。境遇は違えど、私はこの本を読むと「あなたは、生きていますか?」と問われているような気がする。

ピアノ調律師

M・B・ゴフスタイン 末盛千枝子訳 現代企画室 1980円

 日々を丁寧に生きて、自分の仕事を愛する。そんな大人を子どもたちはしっかりと見ている。どんな職業も、誇らしく、やりがいがあり、輝いている。正直にやりたいことを信じるデビーがとてもいとおしい。

=朝日新聞2026年4月9日掲載