働きざかりの君たちへ
春、入社したての新人たちをみて、自分自身の働き方に思いをはせる人も多いのではないでしょうか。
社会に出てしばらく経つと仕事に慣れてくる一方で、「このままでいいのかな」「これからどうしていこうか」なんて漠然とした不安が出てくることも。そんな時、不安をやわらげてくれたり、ちょっとした希望の光を見せてくれたりするのが本かもしれません。
「好書好日」では、そんなモヤモヤを抱える人たちに向けて、特集「働きざかりの君たちへ」をお届けします。
モヤモヤを抱えながら、それでも人は働いて生きていくもの。
さまざまな働き方がある時代、あなたらしく働くことを考えてみませんか?
まずは、これまでに掲載した「はたらく」がテーマの記事をどうぞ。
職場の理不尽な「あるある」がいっぱい 小説「わたし、定時で帰ります。」
朱野帰子さんの小説『わたし、定時で帰ります。』は、〝何が何でも定時には帰る〟32歳のOLが主人公。サービス残業、休日出勤、セクハラにパワハラに……。組織で働く多くの人が感じる「あるある」がつまった一作です。19年4月から、連続ドラマの放送も始まります。
人の数だけ働き方がある。「生きるように働く」には? 日本仕事百貨・ナカムラケンタさん
求人サイト「日本仕事百貨」に掲載される求人記事は、それぞれの職場でリアルに働く人にフォーカスした物語になっています。そんなサイトを運営するナカムラケンタさんのインタビューです。
仕事イコール自分の人生であるはずがない ヤマザキマリさん新刊「仕事にしばられない生き方」
なんで日本人はこうも働くことに関心があるのか? 働き方改革が声高に叫ばれる昨今、『仕事にしばられない生き方』の著者で、漫画家のヤマザキ・マリさんにお話を聞きました。
好きを貫くには稼ぐしかない 25歳ユーチューバー・藤原麻里菜さん「無駄なことを続けるために」
「一人でもコックリさんが出来る装置」など謎の装置を200個以上も作り、生活の糧としているユーチューバー・藤原麻里菜さん。著書『無駄なことを続けるために』には、一見バカバカしくとも、生きていくうえで大切な処世術が随所に散りばめられています。
起業のヒントは「寅さん」にあった えらいてんちょうさん「しょぼい起業で生きていく」
「組織で働くのが無理なら起業を」「準備資金がゼロでも大丈夫」――。独自の経営論をネット上で説き、再生回数を増やし続けるユーチューバー「えらいてんちょう」さんのインタビューです。
若手の「やろう」が大企業を変えるきっかけに! ONE JAPAN共同発起人・濱松誠が考えるタテ・ヨコ・ナナメのつながり
自分たちで職場や仕事を変えていこうという大企業の若手社員らのコミュニティ「ONE JAPAN」。そのモチベーションや情熱はどこから生まれてきたのか。代表を務める濱松誠さんに話を聞きました。
深い喫茶店愛から生まれた新たな商い 村田龍一さん「喫茶店の椅子とテーブル」
閉店する喫茶店で長年使われてきた椅子やテーブルなどの家具を引き取り、それらを新たな持ち主の元へ届けるという一風変わったビジネスを展開する村田龍一さん。採算はとれるのでしょうか。