爆笑問題の太田光が「今が一番おもしろい」と言う、高田文夫センセイ。森繁、志ん生、ビートルズを生で見てきた、その人一倍大きな目玉の東京人が「評論など田舎臭いこと」はせず、“大衆芸能”のあれやこれやを「こざっぱりと」書いたのが、『東京笑芸ざんまい わたしの芸能さんぽ』だ。
お笑いBIG3(たけし・タモリ・さんま)の前、「テレビ史的にはまだ誰も気がついていない」「SMALL3」がいたという。せんだみつお・あのねのね・ずうとるび。ツービートの「ビート」は、実は音楽用語ではないと「私だけが知っている」等々。
かつてマスコミで活躍したのは青島幸男、永六輔(ろくすけ)、大橋巨泉、五木寛之ら、早大出身者だった。だが、日大芸術学部卒の、著者と映画監督・森田芳光が“日芸文化”をつくった。後輩に三谷幸喜、宮藤官九郎、立川志らく……。
「週に三回は本屋を覗(のぞ)き、週に一回は近いので神保町の古書店街に行き」、芸能とスポーツの本をチェックしてきた。締めは、最強の〈笑芸〉本ガイドだ。(石田祐樹)=朝日新聞2019年5月4日掲載
編集部一押し!
-
季節の地図 測ってみると 柴崎友香 柴崎友香
-
-
一穂ミチの日々漫画 都会「箱の男」(第10回) 箱に隠された家族の闇は 一穂ミチ
-
-
小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。 苦節11年目の芥川賞・畠山丑雄さん「自分の小説と文芸界を信じてました」 小説家になりたい人が、芥川賞作家になった人に聞いてみた。(特別版) 清繭子
-
ミュージシャンたちの読書メソッド MONO NO AWARE 玉置周啓さんが選ぶ4冊 生活の中の感覚を、本が呼び起こす 李恩知
-
鴻巣友季子の文学潮流 鴻巣友季子の文学潮流(第36回) 未来を映すディストピア小説の収穫「吸血鬼」と「タイム・シェルター」 鴻巣友季子
-
展覧会、もっと楽しむ 企画展 生誕100年記念「かこさとしの科学絵本」開催 各分野の研究者視点で魅力に迫る 加治佐志津
-
インタビュー 平石さなぎさん「ギアをあげて、風を鳴らして」インタビュー 描いてわかった「シスターフッド小説」の魅力 PR by 集英社
-
インタビュー 江國香織さん「外の世界の話を聞かせて」インタビュー 頭の風通し良く、気持ちさっぱり自由になって PR by 集英社
-
インタビュー 【サイン入り本プレゼント】一木けいさん「嵐の中で踊れ」インタビュー 避難所で起きた再生の群像劇 PR by NHK出版
-
インタビュー 湊かなえさん「暁星」インタビュー 作家として「言葉」に向き合い、新たな扉開いた PR by 双葉社
-
トピック 【プレゼント】第68回群像新人文学賞受賞! 綾木朱美さんのデビュー作「アザミ」好書好日メルマガ読者10名様に PR by 講談社
-
トピック 【プレゼント】柴崎友香さん話題作「帰れない探偵」好書好日メルマガ読者10名様に PR by 講談社