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マッチの歴史と多彩なラベル、東京・たばこと塩の博物館で展示

中国向けのマッチラベル。聖獣が描かれている

 マッチの歴史や多彩なラベルの魅力を紹介する「マッチ~魔法の着火具・モダンなラベル~」展が東京・本所吾妻橋のたばこと塩の博物館(03・3622・8801)で7月7日まで開催中だ(月曜休み)。

 マッチは19世紀にヨーロッパで誕生し、幕末に日本にもたらされると、火打ち金などに取って代わった。やがて森林資源を生かし、日本は世界屈指のマッチ生産国となる。

 会場にはヒンドゥー教の神々や中国の聖獣などがデザインされた輸出用のマッチラベルや日英同盟などの時局を反映したラベルが並ぶ一画も。(編集委員・宮代栄一)=朝日新聞2019年6月19日掲載