大相撲名古屋場所が開幕しました。ここ数年は、若い女性の間でも相撲にハマる人が続出。そんな「相撲好き女子」を指す「スー女」なんていう言葉も出ているほどです。
今回紹介する「大相撲の解剖図鑑」は、まだ相撲にハマっていないどころか、よく知らないという相撲ビギナーにおすすめしたい一冊。
大相撲の年間スケジュールに始まり、各場所の特徴や過去の名勝負、観戦の際に知っておきたいルールや見どころなどを、イラストを交えて徹底図解しています。相撲の楽しみ方がいまいちわからなかった筆者も、勝負の8割が決まると言われている「立ち合い」に注目して相撲を見てみたくなりました。
観戦のポイントだけでなく、土俵の造り方や四股名の付け方、気になる力士の給料に親方や行司の仕事など、知っているようで知らない大相撲の舞台裏についてもしっかり解説しているのが本書の面白いところ。さすが神事でもある国技なだけに、相撲の世界は奥深いです。
相撲ビギナーのみなさん、本書を片手にまずはテレビ観戦から始めてみてはいかがでしょうか。