1. HOME
  2. ニュース
  3. 三浦しをんさん・藤井一至さん、受賞あいさつ 第7回河合隼雄物語賞・学芸賞

三浦しをんさん・藤井一至さん、受賞あいさつ 第7回河合隼雄物語賞・学芸賞

河合隼雄物語賞を受けた三浦しをんさん(左)と、学芸賞を受けた藤井一至さん

 第7回河合隼雄物語賞・学芸賞の授賞式が12日、京都市内であり、小説「ののはな通信」(KADOKAWA)で物語賞を受けた作家の三浦しをんさんと、新書「土 地球最後のナゾ」(光文社)で学芸賞を受けた森林研究・整備機構森林総合研究所主任研究員、藤井一至(かずみち)さんがあいさつした。
 「ののはな通信」は女性2人の恋愛や別れを書簡形式でつづった長編小説。三浦さんは「楽しいな、これでもいいのかなと思っていただけるような小説を書いていけたら」と話した。
 藤井さんの受賞作は、地球上に12種類ある土壌を求めて飛び回る研究。「土は宇宙とか恐竜とかに比べると、どうしても地味。遠慮なく書いて下さいと言われたことが支えになりました」と喜んだ。(山崎聡)
=朝日新聞2019年7月17日掲載