昭和を代表するアイドルだった三浦(山口)百惠さんが、結婚を機に始めたキルト。家族や友人のためにつくった温かな作品からクリエイターとしての斬新な作品まで、30年にわたる創作活動をまとめた作品集『時間(とき)の花束 Bouquet du temps』(日本ヴォーグ社)が出版されました。その収録作品を、2019年12月12日から14日まで大阪市中央区のマイドームおおさかで開かれる「大阪キルト&ステッチショー2019」で展示します。
「大阪キルト&ステッチショー」は、日本を代表するキルト作家や刺しゅう作家の作品のほか、貴重なアンティーク作品など約800点を紹介する、関西では最大規模のキルトと刺しゅうの祭典です。三浦さんの作品33点と本人の描いた製図などの資料5点のほかに、キルト作家20人による「花舞台」をテーマにした新作や、40年以上にわたり北欧の優れた手工芸を紹介してきたヤマナシ ヘムスロイドの貴重なコレクションなどを展示。生地、ミシン、用具などのメーカーが出展するマーケットや体験会・ワークショップも行う予定です。