コロナの影響で自炊中心の生活が続いているので、お母さんたちはみなさん本当によく頑張っているなと思います。どんなに料理が好きでも、毎日三食作り続けるのはさすがに大変ですよね。「女性って一生、飯炊きおばさんなの？」って思うと、やる気もなくなっちゃいます。私のブログやインスタグラムにも、「料理がストレスです」っていうコメントがたくさん寄せられます。「せっかく作ったのに、子どもが食べてくれません」という声も。
そこで、「少しでもお母さんたちの食事づくりのストレスをなくしたい！」、「ご家族にも喜んで食べてほしい！」と思って、『みきママの100楽（たの）レシピ』を出しました。これは、我が家の人気メニューの中から、特に「簡単、早い、美味しい、見栄えもバッチリ」のものだけを選んだレシピ集です。高校生、中学生、小学生とうちの食べ盛りの子どもたちは、お腹がすくと5分でも待ちきれないくらい（笑）。だから、どのレシピもかかる時間は10分から15分。フライパンひとつで作れるのに、肉と野菜たっぷりでボリューム満点なので、一品でも栄養バランスがいいものばかりです。
食事づくりのもうひとつの悩みは、お母さんばかり料理をがんばって、なかなか食べられないことです。料理をすべて出し終わって、やっと食卓についたと思ったら、家族は「ごちそうさま」って席を立つこと、ありません？ そうすると「なんで私ばっかり？」って、すごくストレスが溜まりますよね。だから私は、サラダもスープも先に作っておいて、食事のときはメインのおかずだけ料理して、家族に運んでもらっています。そうすると、みんなと一緒に食べられるから、おしゃべりもできるし、「美味しいね」って褒めてもらえるとストレスも吹き飛ぶんです（笑）。
夏を迎えるこれからの季節。『みきママの100楽レシピ』の中でオススメしたいのは、「もうチャプチェはしらたきでしかつくりません！」のあっさりチャプチェと、いつも家族に「宇宙一おいしい！」ってほめられる「九州の門司港で大人気の焼きカレー」です。チャプチェは、コチュジャンの代わりにお味噌で代用できて、糖質制限もできるので、コロナ太りが気になる方や健康に気遣っている方にいかがでしょう？ 焼きカレーは、上から散らしたチーズがパリパリに焦げて子どもが大喜びすること間違いなしです。レシピにちょっと面白いネーミングをつけたのも、お母さんたちに少しでも料理を楽しんでほしいから。お母さんが元気だと、家族も笑顔になります。だからお父さんも子どもたちも、いっぱいお手伝いしてくださいね！
