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「お寺のどうぶつ図鑑」 寺のあちこちに隠れている生きものを詳説

 寺の涅槃(ねはん)図や装飾などに登場する生き物に隠された秘密やご利益を、今井淨圓(じょうえん)・大本山中山寺長老の監修でまとめた『お寺のどうぶつ図鑑』(二見書房・1760円)。猫や犬、チョウなど60種類の生き物を取り上げ、まつられている寺170を掲載している。チョウは東大寺大仏殿前の花瓶に見られ、招福の象徴とされる。=朝日新聞2021年1月23日掲載