大人向けの絵本で知られるオーストラリアの絵本作家ショーン・タンのデビュー作『ウサギ』(ジョン・マーズデン文、岸本佐知子訳、河出書房新社・2200円)が刊行された。海の向こうからきたウサギによって自分たちの暮らしが失われるさまが、先住民族の目を通して描かれる。普遍的テーマとして各国で翻訳されている。=朝日新聞2021年3月6日掲載
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