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なぜ問題なのかが客観的に分かる『レイシズムを考える』

 差別発言を糾弾された政治家や著名人から「悪気はなかった」「差別でなく区別」という弁解が繰り返されるのはなぜか。『レイシズムを考える』(清原悠編、共和国・3300円)を読んで、「何が、なぜ問題なのか」を客観的に知り、抵抗する力を身につけたい。若い研究者たちが図書新聞に寄せたリレーエッセーをまとめた。=朝日新聞2021年6月26日掲載