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絵本ナビユーザーが選んだ人気作品30冊は…?「プラチナブック」(2021年6月選定)

【この記事で紹介する絵本】

【1位】ページをめくれば、みんなが笑ってしまう『だるまさんが』

『だるまさんが』(作:かがくいひろし/ブロンズ新社)

赤くて、ぷくーっと膨らんだように丸くて、小さな手足がちょこんとついていて、なんだかびっくりしたような顔をしてこちらを見ているのは、だれでしょう?
「だ る ま さ ん が……」
ページをめくれば、そのまあるい体が、かけ声と共にゆらゆら揺れ出して、
「どてっ」
あ、ころんじゃった。今度は……、
「ぷしゅーっ」
あれ、なんかぺっちゃんこになってる!?

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【編集長のおすすめポイント】

0歳の赤ちゃんから大人まで、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けているこの絵本。声に出してみれば独特な「間」をつくってくれて、誰が読んだって笑っちゃうのです。ユーモラスだけれど、どこまでも優しさを感じる表情。動きの愛らしさ。だるまさんが転ぶだけじゃない、という意外性。自然とスキンシップを取りながら読んでしまうこと。読んであげる大人の方が先に笑ってしまうこと。…それらが全部、この絵本が愛される要素になっていることは言うまでもないですよね。

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【2位】不思議な絵と言葉の世界『もこ もこもこ』

『もこ もこもこ』(作:谷川俊太郎、絵:元永定正/文研出版)

はじまりは「しーん」と静か。
やがて、「もこ」。地面の一部が盛り上がり。
「もこもこ」、それは大きくなり、隣には「にょき」っと新たにちいさな盛り上がり。
ページをめくるごとに次々に起こる驚きの展開。
それらはどんどん大きく膨れ上がり……そして最後には!?

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【編集長のおすすめポイント】

まったく不思議な絵本です。出てくる言葉は「もこ」「にょき」「ぽろり」と奇妙な擬音ばかり、色や形だって……。この絵本を開いて頭にハテナを浮かべながらも、そのまま声に出して読み続けていると、横で赤ちゃんや子どもたちが喜んでいる。どうやら、知らぬ間にこの絵本の世界に引き込まれて夢中になっているようなのです! それではこちらもと、自己流に読み始める。そうやって親子に愛読され続けているこの絵本。まだ経験していない方は、ためしに手にとってみてくださいね。

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【3位】忘れることのない「あの頃」の気持ち『こんとあき』

『こんとあき』(作:林明子/福音館書店)

あきの誕生をじっと座って待っているこの子は、ぬいぐるみのこん。遠く離れた「さきゅうまち」に住むおばあちゃんに頼まれて、あきのお守りにやってきたのです。赤ちゃんのあきの可愛さに胸がドキドキするこん、あきのお守り役、遊び相手として大活躍するこん。そのうちに、あきがこんの背を追い越し、古くなったこんの腕がほころびると、おばあちゃんに直してもらおうと、こんはあきを連れ、きしゃに乗って出かけます。だけど、そこではハラハラするような出来事が次から次へと起き……。

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【編集長のおすすめポイント】

読み終わってみれば、誰もが安堵と幸せな気持ちに包まれるこの絵本。「こんとあき」の世界にすっかり引きこまれていたことに、後から気付くのです。そして全体を通して感じるのは、二人を取り巻く家族の大きな愛情です。作者・林明子さんの優しい眼差しです。なんて魅力的な絵本なのでしょう。大人になっても忘れることのない「あの頃」の気持ち。絵本を開く度に思い出させてくれる1冊でもあります。

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【4位】『がたん ごとん がたん ごとん』

『がたん ごとん がたん ごとん』(作:安西水丸/福音館書店)

「がたん ごとん がたん ごとん」
「のせてくださーい」
呼びかけるのは、ミルクの哺乳瓶。でんしゃは、ちょっぴりうれしそうな顔でミルクをのせてはこびます。そこへ、赤いカップとスプーンが「のせてくださーい」。
最後は「しゅうてんでーす」。読み終わると、子どもたちはすぐ「もういっかい!」子どもたちはくりかえしが大好きなのです。

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【5位】『しろくまちゃんのほっとけーき』

『しろくまちゃんのほっとけーき』(作:わかやまけん/こぐま社)

まあるくて、大きくて、ふわっふわのほっとけーき。焼きたてほかほかのほっとけーき。おともだちと一緒に食べるほっとけーき。誕生から40年以上も経つロングセラー絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』には、子どもたちがほっとけーきが大好きな理由がたくさんつまっています。ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ……焼きあがる場面では、音を聞いているだけでツバが出てきちゃいそうですよね。

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【6位】『おつきさまこんばんは』

『おつきさまこんばんは』(作:林明子/福音館書店)

「おつきさま こんばんは」
目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。小さな絵本のまんなかに、本当に月がのぼったようです。読んであげると、ページをめくるたびに、幼い子がいきいきと反応することにおどろきます。雲に遮られおつきさまが泣きそうな顔をすれば、子どもも心配そう。雲がいってしまえば、あーよかったとほっとします。子どもは胸をときめかせて、おつきさまをながめ、「こんばんは」をするのでしょう。

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【7位】『ぐりとぐら』

『ぐりとぐら』(作:中川李枝子、絵:大村百合子/福音館書店)

彼らの名前は、ぐりとぐら。この世で一番好きなのは、お料理すること、食べること。今日も大きなかごを持って、森の奥へ出かけます。道の真ん中に落ちていたのは……大きなたまご! 焼きあがったかすてらの場面、その美味しそうなこと!! 何十年経っても記憶に残るほどの名場面ですよね。

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【8位】『じゃあじゃあびりびり』

『じゃあじゃあびりびり』(作:まついのりこ/偕成社)

「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「いぬ わん わん わん わん」「みず じゃあ じゃあ じゃあ」。小さなこの絵本には、たくさんの“音”が詰まっています。赤ちゃんがかじっても放り投げても安心の厚紙絵本。ママやパパの声でくりかえし読んでもらえる喜びを味わうことのできる絵本です。

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【9位】『きんぎょがにげた』

『きんぎょがにげた』(作:五味太郎/福音館書店)

……あ、きんぎょがにげた! いったいどこに逃げたのでしょう。どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい? 見つけたと思ったら、また逃げ出したよ。きんぎょは見つけたそばから、部屋から部屋へ、自由に逃げていきます。ちゃんと見つけられるかな? 小さな子どもたちから絶大な人気を誇るこの絵本。嬉しそうに指をさす様子が目に浮かびますね。

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【10位】『からすのパンやさん』

『からすのパンやさん』(作:かこさとし/偕成社)

いずみがもりの木の上にあるお店「からすのパンやさん」。四羽のあかちゃんが生まれました。オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん。お父さんとお母さんは、優しく大事に育てました。一家でつくったパンは、とっても素敵な、変わった形のパンばかり。かにパン、うさぎパン、パンダパンにはじまり、バイオリンパン、テレビパン、じどうしゃパンまで、何と80種類以上! 香ばしいにおいが森いっぱいに広がり、パンやさんは…大フィーバーです!!

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【11位~20位の作品は? 】

【11位】『くだもの』(作:平山和子/福音館書店)

すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描き、思わず手がのびてしまうと人気の赤ちゃん絵本。

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【12位】『くっついた』(作:三浦太郎/こぐま社)

ページをめくると…、くっついた!そのくり返しが楽しい赤ちゃん絵本。最後は、赤ちゃんのほっぺをはさんで、お父さんもお母さんもいっしょに、くっついた!

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【13位】『わたしのワンピース』(作:西巻茅子/こぐま社)

うさぎさんがワンピースを作りました。それを着てお花畑を散歩すると、ワンピースが花模様に! 次々変わるワンピースの模様。今なお輝きを放ち続けるファンタジー絵本。

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【14位】『よるくま』(作:酒井駒子/偕成社)

よるくまは、夜みたいにまっくろくて、胸のおつきさまがひかってるんだよ。どうやらお母さんを探しにきたみたい……。小さな男の子が、大好きなお母さんを探すよるくまのために奮闘します。

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【15位】『おおきなかぶ』(再話:A・トルストイ、訳:内田莉莎子、画:佐藤 忠良/福音館書店)

おじいさんが植えたかぶが、とてつもなく大きなかぶに。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼び……。

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【16位】『いないいないばあ』(文:松谷みよ子、絵:瀬川 康男/童心社)

いない、いない、ばあ。にゃあにゃが、くまちゃんが、ほらね、いない、いない……。語りかけて一緒に楽しむことで、大人もあかちゃんも笑顔に。親子に支持され続けるロングセラー赤ちゃん絵本。

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【17位】『どんどこももんちゃん』(作:とよたかずひこ/童心社)

ももんちゃんが、どんどこどんどこ走っていきます。川を渡って山を登って、どんどこどんどこ。「うちの子に似てる!」と言いたくなる、たくましく愛らしい赤ちゃんももんちゃんが大人気。

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【18位】『ごぶごぶ ごぼごぼ』(作:駒形克己/福音館書店)

「ぷーん」「ぷくぷくぷく」「ぷぷぷ」などの音の響きやリズムの楽しさを、色あざやかなオレンジ、赤、青などの丸の動きで赤ちゃんの興味をひきつけます。

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【19位】『はらぺこあおむし』(作:エリック・カール、訳:もりひさし/偕成社)

ちっぽけなあおむしが、月曜日から毎日たくさんの食べ物を食べ続け、ふとっちょになり、やがて……! 世界中で愛される、エリック・カールの代表作。

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【20位】『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』(原案:みねよう、作:さいとうしのぶ/リーブル)

「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」から始まって、「わっちゃん」「ばっちゃん」「ぺっちゃん」、「んっちゃん」まで!? 濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場する、軽快で楽しい「たべものあいうえお」。

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【21位~30位の作品は?】

【21位】『ねないこだれだ』

【22位】『パパ、お月さまとって!』

【23位】『おやすみなさい おつきさま』

【24位】『ボードブック はらぺこあおむし』

【25位】『なにをたべてきたの?』

【26位】『せんろはつづく』

【27位】『おたすけこびと』

【28位】『てぶくろ』

【29位】『おおきくなるっていうことは』

【30位】『あおくんときいろちゃん』

いかがでしたでしょうか。絵本ナビの作品ページには、たくさんの「読者の声」も掲載されています。まだ読んだことのない作品があれば、是非チェックしてみてくださいね!絵本ナビユーザーが選んだ人気作品30冊!(2021年6月選定)【プラチナブック】