【この記事で紹介する絵本】
- 【1位】まったく不思議な絵本!? 『もこ もこもこ』
- 【2位】おつきさまの「いいおかお」といったら!『おつきさまこんばんは』
- 【3位】ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ…『しろくまちゃんのほっとけーき』
- 【4位】『きんぎょがにげた』
- 【5位】『ねないこだれだ』
- 【6位】『だるまさんが』
- 【7位】『じゃあじゃあびりびり』
- 【8位】『いないいないばあ』
- 【9位】『こんとあき』
- 【10位】『ぐりとぐら』
- 11位~20位の作品は?
- 21位~30位の作品は?
【1位】まったく不思議な絵本!? 『もこ もこもこ』
はじまりは「しーん」と静か。やがて、「もこ」。地面の一部が盛り上がり、それは大きくなり、隣には「にょき」っと新たにちいさな盛り上がり。ページをめくるごとに次々に起こる驚きの展開。それらはどんどん大きく膨れ上がり……そして最後には!?
【編集長のおすすめポイント】
まったく不思議な絵本です。出てくる言葉は「もこ」「にょき」「ぽろり」と奇妙な擬音ばかり。色や形だって……この絵本を開いて頭にハテナを浮かべながらも、そのまま声に出して読み続けていると、横で赤ちゃんが、子どもたちが喜んでいる。どうやら、知らぬ間にこの絵本の世界に引き込まれて夢中になっているようなのです! まだ経験していない方は、ためしに手にとってみてくださいね。
【読者の声より】
言葉の響きも子どもにヒット!片言が話せるようになってからは、子どもも自分から声を出して読んでます。我が息子は、表紙を開けて、カバーを剥いで「おらん」、そして最後まで読み進めて、またまたカバーをめくって「おった!」。カバーが大事なようです。
【2位】おつきさまの「いいおかお」といったら!『おつきさまこんばんは』
今宵も絵本の中に姿をあらわす、黄色くかがやくおつきさま。目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。
【編集長のおすすめポイント】
小さな絵本のまんなかに、本当にお月さまがのぼったみたい。子どもたちは毎晩胸をときめかせて、おつきさまをながめ、「こんばんは」をするのでしょう。
【読者の声より】
言葉もほとんどしゃべらない赤ちゃんがこぞって、「こんばんは」の部分で頭をさげるんです。おつきさまが笑えば笑うし、悲しい顔になると悲しくなる、赤ちゃんがお月様になりきっているのかな。
【3位】ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ…『しろくまちゃんのほっとけーき』
まあるくて、大きくて、ふわっふわのほっとけーき。焼きたてほかほかのほっとけーき。おともだちと一緒に食べるほっとけーき。子どもたちはほっとけーきが大好きです。その理由は……?
【編集長のおすすめポイント】
お手伝いをしながらほっとけーきを作る喜び。ほっとけーきが完成していく様子をみる喜び。そして、「おいしい」をおともだちと共有する喜び。子どもたちの好きがつまった一冊なのです。
【読者の声より】
現在2歳1ヶ月の娘はすっかり暗記してしまい「ママに読んで」と言うと、つたない言葉でところどころ思い出しながら「ぼーる、そろえました。どろどろ、ぷつぷつ、めしあがれ!」と読んでくれます。
【4位】『きんぎょがにげた』
…あ、きんぎょがにげた! いったいどこに逃げたのでしょう。小さな子どもたちから絶大な人気を誇るこの絵本。大好きな探し遊びであるのはもちろんのこと、カラフルなお部屋と愛らしい形をしたきんぎょ、そしてわかりやすい場面転換に引っ張っていってもらいながら、すっかり夢中になってしまうのです。嬉しそうに指をさす様子が目に浮かびますね。
【5位】『ねないこだれだ』
時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン…。
「こんな じかんに おきてるのは だれだ?」
ふくろうにみみずく、どらねこ、それともどろぼう? いえ、いえ、夜中に起きているのは……おばけ! あれあれ、こんな時間に起きている女の子がいましたよ。夜中はおばけの時間のはず、いったいどうなっちゃうのでしょう?
【6位】『だるまさんが』
「だ・る・ま・さ・ん・が」「どてっ」。ページをめくれば、そのまあるい体が……ころんじゃった!! 今度は「ぷしゅーっ」。あれ、ぺっちゃんこになった!? 0歳の赤ちゃんから大人まで笑ってしまうと、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けているこの絵本。見ているだけでも楽しいけれど、呼びかけるような言葉のリズムが独特な「間」を生み、誰が読んだって笑っちゃうのです。
【7位】『じゃあじゃあびりびり』
赤ちゃんの「最初の本」として大人気!「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「いぬ わん わん わん わん」「みず じゃあ じゃあ じゃあ」「かみ びり びり びり びり びり びり」
真っ赤でコンパクトなサイズに、たくさんの“音”が詰まっています。赤ちゃんがかじっても放り投げても安心の厚紙絵本。ママやパパの声でくりかえし読んでもらえる喜びを味わうことのできる絵本です。
【8位】『いないいないばあ』
「いない いない ばあ」
「にゃあにゃが ほらほら いない いない…」
何回もめくってみてわかる、赤ちゃんが喜ぶ絵本のつくり。声に出してわかる、その響きの優しさ。その安定した笑顔の繰り返しがこの絵本の一番の魅力です。赤ちゃんとのコミュニケーションに、きっと役に立ってくれるはず!
【9位】『こんとあき』
あきを見守り、遊び相手としても大活躍するぬいぐるみのこん。こんはあきを連れ、きしゃに乗っておばあちゃんの家に出かけます。ところが次から次へとハプニングが起き……。絵本全体を通して感じるのは、二人を見守る家族の大きな愛情と、作者の優しい眼差し。大人になっても忘れることのない「あの頃」の気持ち。絵本を開く度に思い出させてくれる1冊でもあります。
【10位】『ぐりとぐら』
この世で一番好きなのは、お料理すること、食べること。ぐりとぐらは、今日も大きなかごを持って、森の奥へ出かけます。どんぐりやくりを拾った後、道の真ん中に落ちていたのは…大きなたまご!さあ、何をつくろうか。焼きあがったかすてらの場面、その美味しそうなこと!!1963年に「ぐりとぐら」が生まれて以来、その黄色いかすてらは、昔から今もずっと子どもたちの憧れですよね。
【11位~20位の作品は? 】
【11位】『おおきなかぶ ロシアの昔話』(再話:A・トルストイ、訳:内田莉莎子、画:佐藤 忠良/福音館書店)
おじいさんが植えたかぶが、とてつもなく大きなかぶに。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかぶを抜こうとしますが、まったく抜けません。おじいさんはおばあさんを呼び……。
【12位】『くっついた』(作:三浦太郎/こぐま社)
きんぎょさんと きんぎょさんが……「くっついた」。あひるさんも、ぞうさんも、おさるさんだって。このくり返しを見ているだけで幸せな気持ちに!
【13位】『がたん ごとん がたん ごとん』(作:安西水丸/福音館書店)
「がたん ごとん がたん ごとん」「のせてくださーい」。カップやスプーンなど、赤ちゃんに身近なものが次々に運ばれていきます。最後は「しゅうてんでーす みんなおりてください」。
【14位】『わたしのワンピース』(作:にしまきかやこ/こぐま社)
「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」お花畑をとおればまっしろなワンピースが花もようへ、雨がふってくればみずたまもようへ。まるで夢のような「わたしのワンピース」!
【15位】『てぶくろ』(作:ウクライナ民話 、 絵:エウゲーニー・M・ラチョフ 、訳:内田 莉莎子 /福音館書店)
おじいさんが落とした片方の手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。
【16位】『まどから おくりもの』(作:五味太郎/偕成社)
クリスマスの夜、サンタクロースはみんなの家をまわって、窓からおくりもの。ところが!? あわてもののサンタさんの思いちがいがひきおこす、めくる楽しさ抜群のしかけ絵本。
【17位】『どうぞのいす』(作:香山美子、絵:柿本幸造/ひさかたチャイルド)
うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰り広げられるとりかえっこ。「どうぞ」にこめられているのは、どんな気持ち?
【18位】『ぐるんぱのようちえん』(作: 西内 ミナミ、絵: 堀内 誠一/福音館書店)
ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞう。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場……色々な仕事場で一生懸命に働きますが、いつも失敗ばかり。
【19位】『くだもの』(作:平山和子/福音館書店)
すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描き、思わず手がのびてしまうと人気の赤ちゃん絵本。
【20位】『からすのパンやさん』(作:かこさとし/福音館書店)
登場するのは変わった形のパンばかり。かにパン、うさぎパン、パンダパンにはじまり、バイオリンパン、テレビパン、じどうしゃパンまで、何と80種類以上!
【21位~30位の作品は?】
【21位】『どんどこ ももんちゃん』
【22位】『ぴょーん』
【23位】『ボードブック はらぺこあおむし』
【24位】『パパ、お月さまとって!』
【25位】『おたすけこびと』
【26位】『あおくんときいろちゃん』
【27位】『うたえほん』
【28位】『なにをたべてきたの?』
【29位】『そらまめくんのベッド』
【30位】『よるくま』
いかがでしたでしょうか。絵本ナビの作品ページには、たくさんの「読者の声」も掲載されています。まだ読んだことのない作品があれば、是非チェックしてみてくださいね!
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