鴻巣友季子(コウノス・ユキコ)
翻訳家・文芸評論家
東京生まれ。著書に『明治大正 翻訳ワンダーランド』『熟成する物語たち』『翻訳教室』『謎とき『風と共に去りぬ』『翻訳、一期一会』『文学は予言する』など。翻訳にJ・M・クッツェー『恥辱』、M・アトウッド『誓願』、A・ゴーマン『わたしたちの登る丘』や古典新訳のE・ブロンデ『嵐が丘』、M・ミッチェル『風と共に去りぬ』、V・ウルフ『灯台へ』など多数。大学でも長年にわたり翻訳を教えている。今春、トマス・H・クック『緋色の記憶[新版]』の翻訳が刊行された。(撮影:五十嵐美弥)