「火の粉」 雫井 脩介・著 あらすじ
人間の狂気を感じ、この世で何より怖いのは人間だと思う一冊です。主人公は元裁判官。かつて自らが無罪判決を下した男が、隣に引っ越してきたところから始まるストーリー。次に何が起こるのか、結末も気になって最後まで一気読みすること間違いなしです。
(「hontoブックツリー」より引用)
投稿者・こわずぎらいさん(神奈川県)
梶間家の隣に越してきた一見普通で気が良さそうな男。しかし一家の主である勲にとってこの男は全く見ず知らずの隣人ではなかった。じわじわと見えてくる隣人の本性(というか裏の顔)、そして一家が追い詰められていく心理的な怖さは、ある意味ホラーものよりも怖いかも?!
ラストの別荘での格闘劇は恐ろしいのに、何だか中毒のように三回程読んでしまいました!
谷原店長のコメント
隣人がもし自分に悪意をもっていたらぞっとしますね。隣人は選べませんから…。