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甘くてほっこり、応援したくなるお仕事小説【逸冊レビュー2月号/ほっこりする本】

『和菓子のアン』 坂木 司 ・著 あらすじ

 デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。

投稿者・木いちごさん(千葉県)

 和菓子って甘くてほっこりしますよね。それに加えて主人公にのんびりしたところがあり、応援したくなります。ころんと丸いあんちゃんの恋にバイトに癒されました。疲れた時に、緑茶を側に置いて読みたい小説。

谷原店長のコメント

 僕が携わってる番組のディレクターに、大福が大好きな人がいます。塩大福が唯一の癒し なんだそうです。これを読んだら、彼の気持ちがわかるかな...