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インフルエンザや風疹の病原体が目に見えたら…?「感染症キャラクター図鑑」

 寒い時期に風邪やインフルエンザのウイルスが猛威を振るうのは、もはや冬の風物詩。2月に入ってインフルエンザは沈静化して患者数は激減しているようですが、まだまだ風邪もインフルエンザも油断は禁物です。特にお子さんがいる場合、抵抗力が弱いためにかかりやすく、家族全員で病気をもらってしまうこともしばしばあるのではないでしょうか。

 そんな風邪やインフルエンザなどの感染症から身を守るために手にしたいのが「感染症キャラクター図鑑」です。

 インフルエンザをはじめ、おたふく風邪やリンゴ病など主な感染症28種の病原体をキャラクター化して紹介。それぞれの病気の症状や感染経路、予防策や治療方法について、キャラクター自らが解説してくれます。

 キャラクターたちは可愛いだけでなく、病原体の見た目や症状などの特徴をもとにビジュアル化されているので、どのキャラクターもインパクト大。それぞれの感染症のイメージもつかみやすくなっています。

 例えば、トガウイルス科ルビウイルス属に分類される風疹ウイルスは、まるで古代ローマ人のような装い。これは風疹ウイルスの見た目が、古代ローマ時代に着用された「トガ」という一枚布の衣装に似ているからだそう。

 いくら医療が進歩したとはいえ、感染症の中にはすぐに効く薬や治療方法がないものもあるのが現状です。本書で感染症について楽しく学べば、子どもたちも少々面倒なうがいや手洗い、マスクの着用、ワクチン接種などの予防対策も自らすすんでやってくれるはず。家族みんなで取り組む感染症予防対策におすすめの一冊です。