第36回大阪女性文芸賞(大阪女性文芸協会主催、朝日新聞大阪本社など後援)の贈呈式が9日、大阪市内であった。意識を宿したような動き方をするプリンターに、名前を付けて恋をする少女を描いた「翔太」で選ばれた北脇果歩さん(21)=写真右、千葉県木更津市=は、初めての大学生受賞者。「いま就職活動をしていますが、これからどういう人生になっても書きつづけていければ」と語った。
周囲の人間が突然、15センチほどの背丈になってしまった中年女性の暮らしをユーモアを交えて描く「私だけ大きい」で佳作となった中沢由美子さん(52)=同左、京都市=は「誰も読んでくれなくて、小説なんか書いても仕方ないなと思っていた。また書こうと思います」と話した。(山崎聡)=朝日新聞2019年3月18日掲載
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