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「大原社会問題研究所100年史」 社会問題の調査・研究の歩みをたどる

 米騒動など社会問題が深刻化し、それに対応する研究機関として実業家・大原孫三郎の出資で1919年に設立された大原社会問題研究所。49年に法政大学に合併された後も社会問題の調査・研究や資料収集に努めてきた。その歩みをたどる同研究所編『大原社会問題研究所100年史』(法政大学出版局・3960円)が刊行された。=朝日新聞2020年5月30日掲載