今年が没後10年の作家・井上ひさし。大学の同級生で友人として50年以上つきあい、長女が井上の秘書だった小川荘六氏が、ほとんど知られていない学生時代からの姿を書いたのが『心友 素顔の井上ひさし』(作品社・2420円)だ。仲間内では「誰もが頼りにする文句なしの兄貴分」だったという、意外な一面も描かれている。=朝日新聞2020年8月22日掲載

今年が没後10年の作家・井上ひさし。大学の同級生で友人として50年以上つきあい、長女が井上の秘書だった小川荘六氏が、ほとんど知られていない学生時代からの姿を書いたのが『心友 素顔の井上ひさし』(作品社・2420円)だ。仲間内では「誰もが頼りにする文句なしの兄貴分」だったという、意外な一面も描かれている。=朝日新聞2020年8月22日掲載