『近代日本の音楽百年 黒船から終戦まで 第１巻 洋楽の衝撃』（細川周平著、岩波書店・１万４３００円）は、国際日本文化研究センター名誉教授の著者が探究してきた音楽文化を俯瞰（ふかん）する通史。全４巻の予定で、第１巻では軍楽隊の導入や学校唱歌、チンドン屋などの流れを詳細にたどった。注や参考文献リストも充実している。＝朝日新聞2020年10月17日掲載
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