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人気急上昇の絵本!「ブランニュープラチナブック」(2021年6月)

【この記事で紹介する絵本】

巧みな構図で子どもの心理を描き出すロングセラー絵本

『きみなんかだいきらいさ』(文:ジャニス・メイ・ユードリー、絵:モーリス・センダック、訳:こだまともこ/冨山房、880円、3歳から)

>『きみなんかだいきらいさ』あらすじはこちら

【読者レビュー】「息子と息子の親友そのまま!」

5歳の息子には、いつも一緒の親友がいます。保育園ではもちろん、週末も一緒に遊び、時にはお互いお泊りまでし合う大親友。でもけっこう、けんかも多いんです。「もう俺んち来るな!」とか「もう一緒に遊ばないもんね! イーだ!」とか。そしてひょんなことから親も気づかないうちにいつの間にか仲直り♪

この絵本はまさにそんな息子たちそのもの! 表題に惹かれて図書館から借りてきましたが、よく見ると見たことあるような絵。センダックの作品だったことに読んだ後に気づきました。喧嘩ばっかりでもやっぱり大の仲良しの二人。そんな友達をもつ子供たちにぜひお薦めしたい一冊です。(30代・ママ ムスカンさん)

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シンプルで楽しい、赤ちゃん絵本の新定番

『ノンタンにんにんにこにこ』(作・絵:キヨノサチコ/偕成社、660円、0歳から)

>『ノンタンにんにんにこにこ』あらすじはこちら

【読者レビュー】「声を出して反応が♪」

2ヶ月から読み始めた『ノンタンにんにんにこにこ』。言葉も少ないのとリズムもよくて読みやすいと思い選びました。読んでいて、ノンタンの表情に癒されます。初めはただじっと見ているだけでしたが、繰り返し読んでいると「あっ! あー」と声に出して反応が♪ 心地よい響きに楽しくなれたようです。これからもたくさん読んであげようと思います。(☆うさこ☆さん 30代・ママ)

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「バムとケロ」シリーズでおなじみ・島田 ゆかさんの数かぞえ絵本

『かぞえておぼえる かずのえほん』(作・絵:島田 ゆか/鈴木出版、1650円、幼児〜小学校低学年)

>『かぞえておぼえる かずのえほん』あらすじはこちら

【読者レビュー】「身近なものを数えて楽しむ」

数に興味を持ってきた孫にピッタリな絵本だと思いました。身近なものなので、数えていても楽しそうです。ゆっくり、ゆっくりの孫ですが、数えられなくても興味を持った時がチャンスだと思いました。絵も楽しむことができるし、集中力もできる絵本だと思いました。(押し寿司さん 60代じいじ・ばあば)

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ページをめくったときの驚きも意識した絵力のある作品

『にんじゃ つばめ丸』(文:市川真由美、絵:山本孝/ブロンズ新社 、1540円、幼児〜小学校低学年)

>『にんじゃ つばめ丸』あらすじはこちら

【読者レビュー】「努力する主人公に好感」

忍者に一時期はまっていたことのある息子に読みました。自分の運動会の時期と重なっていたので、つばめ丸の頑張りに共感しやすかったのかな? 気に入っているようです。弟たちのお手本になるような忍者のつばめ丸だけど、苦手な事がありました。でも苦手だからといって修行をおこたることなくガンバリ屋さんです。忍者大運動会で苦手種目を克服!? 運動会で競い合ったライバルとのさわやかな握手も良かったです。力強くインパクトのある絵にぐいぐい引き寄せられた息子。水上を歩く〈みずぐも〉を見て「おれもできそう」なんてつぶやいていました。息子にも苦手な事をすぐにあきらめず努力したつばめ丸を見習ってほしいな~。(さふぁいあ。さん 30代・ママ)

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《シリーズ作品はこちら》

『にんじゃ つばめ丸 はつにんむの巻』(文:市川 真由美、絵:山本孝/ブロンズ新社 、1540円、幼児〜小学校低学年)

>『にんじゃ つばめ丸 はつにんむの巻』あらすじはこちら

大人にも気付きを与えてくれる五味太郎の含蓄ある1冊

『みんながおしえてくれました』(作・絵:五味 太郎/絵本館、1210円、幼児〜小学校低学年)

>『みんながおしえてくれました』あらすじはこちら

【読者レビュー】「進級する子どもたちと群読で親も感動」

小学1年生の担任だったとき、小学2年生を控えた最後のクラス発表会でみんなで暗唱して群読をしました。自分が2年生になってひとつ大きくなることにわくわくしている子どもたち。大変なこともきっと、あるだろうけど、周りにいろーんなことを教えてもらってまっすぐ大きくなってほしい。そう願ってこの本を選びました。

最後の「ともだちがたくさんおりますから……どうみてもりっぱなひとになるわけです。」というところが、心にじーんと響きます。聞いていもらった保護者の方も、子どもたちの成長がたのしみになったと感想をきかせてくださいました。ストーリーがあるわけではないですが、子どもたちの心に残って、いつかこの本の意味をわかってくれる日がくればいいなぁという気になります。子どもだけでなく、大人も読んでいて心を洗われる一冊です。(いくさん 20代・せんせい)

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女優・室井滋と人気絵本作家・長谷川義史による名前の絵本

『しげちゃん』(作:室井滋、絵:長谷川義史/金の星社、1430円、幼児から)

>『しげちゃん』あらすじはこちら

【読者レビュー】「ビューティフルネーム」

誰でも子どもの頃、自分の名前がもっと別の名前だったらよかったのに……と思ったことがあるのではないでしょうか。私も友だちに名前を変に言われ、泣いて母に訴えたことがあります。

「しげる」という名前の女の子。男の子と間違えられたり、いじめられたり、からかわれたり……。でも名前に込められた思いを知り、その名前で呼ばれ続けることで愛着を持つようになるのですね。名前を大切にすることはその人を大切にすることです。2年生で自分の名前の謂われを学習したころに読んであげたい本です。(kimiegangiさん 50代)

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《シリーズ作品はこちら》

『しげちゃんとじりつさん』(作:室井滋、絵:長谷川義史/金の星社、1430円、幼児から)

>『しげちゃんとじりつさん』あらすじはこちら

『しげちゃんの はつこい』(作:室井滋、絵:長谷川義史/金の星社、1430円、幼児から)

>『しげちゃんの はつこい』あらすじはこちら

読み聞かせで人気! 大迫力のりんごに子どもの目がくぎづけ

『りんごがドスーン』(作・文・絵:多田 ヒロシ/文研出版、1210円、1歳から)

>『りんごがドスーン』あらすじはこちら

【読者レビュー】「もいっかい、もいっかいと子どもがおねだり」

0歳から2歳までに読みました。みんな大喜びします。「もいっかい、もいっかい」と言ってページを後戻りしたりして、大きなリンゴの世界に浸ります。読み終わっても「りんごがドスーン」と言っていますし、ページをめくって「青虫はどこ行った?」「もぐらまだ食べてる」と観察力も続きます。感性の鋭い子どもたち。雨宿りのページでは、みんなニコニコです。(たかぽこさん 50代・せんせい)

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0歳から楽しめるレオ・レオニのファーストブック

『あそぼうよ』(作・絵:レオ・レオニ、訳:谷川俊太郎/好学社、935円、0歳から)

>『あそぼうよ』あらすじはこちら

【読者レビュー】「大人も虜になるレオニの創造性にとんだコラージュの魅力」

レオニの創造性にとんだコラージュの魅力が、この絵本でもしっかり味わえます。赤ちゃん絵本ですが、その芸術性に大人も楽しめる絵本だと思います。白い台紙の上で様々な遊びを繰り広げるねずみ達がとても可愛く、内容も分かりやすいので、赤ちゃんもきっとお気に入りの一冊に。レオニの作品にはねずみが出てくるものが多いので、この本をスタートにすれば、他の作品にも親しみやすいと思います。0歳~3歳頃にオススメします。プレゼントにもきっと喜ばれますよ!(カトリームみどりんさん 30代・ママ)

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