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#読書で旅気分 まだまだステイホームですが、読者のツイートを紹介します

編集部が選んだ5冊

若林正恭『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

 芸能人のセレブで優雅な旅日記…ではありません。キューバの強い日差しの下、排気ガスと葉巻とカリブ海の香りを著者と一緒に吸い込むうちに、知らず知らず心が解きほぐされていく、傑作旅行記。=ぴーちゃんさん @IFLGssBZSOhQQOF

近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』

 日常の謎系短編集。 そのカフェで食べられるのは、店主がときどき旅に出て見つけた、異国のおいしいメニュー。それを食べるとまるでその国を旅したような気分になれるなんて、コロナ禍の今こそ、こんなカフェが近所に欲しい! =スピン丸(積読過積載で沈没寸前)さん @supin_HBR

kashmir『ぱらのま』

 ちょっとゆるい系お姉さんが鉄道、バス、船、自転車、徒歩(!)で、気が向くまま、割と行きあたりばったりに旅するマンガ。 「あ、旅ってこんな楽しみ方でいいんだ」と気持ちが少し軽くなります。超オススメ=水城 萌さん @Mizukimoe

村山早紀『心にいつも猫をかかえて』

 一緒に暮らしてきた猫たちのエッセイと長崎の四季を巡る猫にまつわる物語が4篇。坂道、トルコライス、精霊流しに長崎弁、美しい長崎の街並みに猫はよく合う。ひたすら優しく温かい物語、猫と一緒に、長崎の一年を駆け足で旅した気持ちになれる。=ひやしあめさん @hiyashiwataame

ジュリア・マレルバ&フェーベ・シッラーニ『世界食べものマップ』

 こどもたちと世界旅行気分で見られる絵本。世界地図に各地の名産物や料理の絵がぎっしり描かれていて、これ食べたい!と言いながら世界に思いを馳せています。とても大きな本でワクワクします。=小谷由果さん @cotaniyuca

このほかにもオススメ本

村上春樹『海辺のカフカ』

 家出したカフカ少年が向かった四国。夜行バスの休憩時間、ユースホテルの値段交渉、知らない土地の体育館利用に魅力的な図書館で働いたりと。もちろん、うどんも橋も出てくるよ。とにかくカフカ少年と一緒に旅(家出)してる気分になれる大好きな一冊!=mimitaroさん @mimitaro888

沢木耕太郎『深夜特急』

 ここにいて、ここではないあちこちへ、確かにその地を踏んだ気がする文章。アジアの熱気が匂い立って、肌にまとまりつく感じがする。そんな旅気分。=のんさん @booknon

江國香織『彼女たちの場合は』

 従姉同士の二人の少女が、家出してアメリカ中を旅する話です。 アメリカの普通の人々と出会いながら旅を続けます。空気の匂いや味まで感じられます。 江國香織の本は、こんな暑い夏にぼんやり読むのが私は好きです。=hiroeさん @hiroe66400284

『ぬけまいる』朝井まかて

 江戸時代の女性3人が今の生活を放り出して、お伊勢詣り(抜け詣り)に旅立っていく話。 道中でおこるハプニングが楽しく、また若い時期を過ぎた女性たちの心情を感じでちょっぴり切なさも…。旅気分だけでなくタイムスリップした気分も味わえる=mizgo-Cさん @MizgoC

星野道夫『旅をする木』

 今このツイートを打っている瞬間にも、地球のどこかでクジラがジャンプしているかもしれない。読了後にそんなどこか遠い場所の時間を意識させてくれる本。 あと、単純にアラスカに行きたくなる。=セカイ系ちゃん/Kei Murajiさん @MukugeNiwano

カレル・チャペック『チェコスロヴァキアめぐり』

 ヨーロッパの美しい街並みや人々の暮らしが目に浮かぶような描写。 まるでその土地に暮らしながら一人旅をしているような気分になれます。 社会問題への視点、自筆イラストの可愛らしさ、色んな楽しみ方ができる100年前の旅行記です。=もり といろ@積ん読増えたさん @moritoirom

もりともこ『マンマ・ミーア! スペイン・イタリア・モロッコ安宿巡礼記』

 海外旅行では行かないような激安宿でのバイト話やそこでできた友人との話が作者ならではの書き方で書かれていて、普通の旅行では味わえないディープな旅気分を味わえます。=時計のLEDさん @bluegreenwhite4

山本健吉『万葉大和を行く』

 初読当時、第一子を出産し、近場の外出すらままならない中、著者の語りを通して一緒に旅した気分になっていた。本書によって、学生・院生時代に何度も通った奈良への旅心が何度慰められたことか。そしてコロナ渦。再読の時が来た。 =スメラミコトさん @sumeramikoto22