作家の東野圭吾さんが読者のつけたタイトルで、人気ミステリー「ガリレオ」シリーズの新作短編を執筆する――。文芸春秋は9月4日発売の同シリーズの短編集「透明な螺旋(らせん)」の文庫化を記念し、異色のキャンペーンを始めた。
累計1500万部を超す「ガリレオ」の短編には「転写(うつ)る」「壊死(くさ)る」「猛射(う)つ」といった「漢字+送りがな」の題名が多く、この規則性に基づいたタイトル(読みがな含む)を募集する。東野さんが選考し、最優秀賞となったタイトルで短編を書く。応募は「東野圭吾を爆流(バズ)らせろ!」サイト(https://books.bunshun.jp/articles/-/9118)から。締めきりは10月31日。=朝日新聞2024年8月14日掲載