スペイン人の姓はなぜかくも長いのか、と30年前に疑問を抱いたという著者による『歴史人名学序説 中世から現在までのイベリア半島を中心に』(芝紘子著、名古屋大学出版会・5832円)は、ヨーロッパの命名システムの展開をたどる本。名付けの視点から、キリスト教の浸透や封建制とジェンダーの関係などが浮かび上がる。=朝日新聞2018年7月7日掲載
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スペイン人の姓はなぜかくも長いのか、と30年前に疑問を抱いたという著者による『歴史人名学序説 中世から現在までのイベリア半島を中心に』(芝紘子著、名古屋大学出版会・5832円)は、ヨーロッパの命名システムの展開をたどる本。名付けの視点から、キリスト教の浸透や封建制とジェンダーの関係などが浮かび上がる。=朝日新聞2018年7月7日掲載