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「辺野古 海と森がつなぐ命」 大自然のスケール感じる200点

 『辺野古 海と森がつなぐ命』(中村卓哉著、クレヴィス・2500円)は、水中写真家の中村氏が17年間、通いつめて撮りためた辺野古の自然を伝える写真集。「山と海をつなぐ命のめぐり」をテーマに、やんばるの広大な森、そこから栄養分を運ぶ清流と河口に広がるマングローブと干潟、浅瀬の海やサンゴ礁、そこに生息する生物たちの姿を約200点の写真に収めている。米軍基地建設に向けた埋め立て工事に着手された辺野古の自然のスケールの大きさが感じられる。=朝日新聞2018年10月6日掲載